JCBカード Wは年会費無料でポイント還元率が2倍、と学生さんにおすすめのクレジットカードです。
今回この記事では、JCBカード Wの特徴やメリット・デメリット、審査基準や審査通過のためのコツなどを徹底解説していきます。
「そもそも、学生向けのクレジットカードってどんなものがあるんだろう？」と悩んでいる学生さんは『大学生におすすめのクレジットカード8選 各カードの特徴を徹底解説！』の記事も参考にしてみてください。
JCBカード Wの概要
JCBカード Wは、JCBが発行しているJCBオリジナルシリーズのクレジットカードになります。
WEB入会限定で、ポイントが常に2倍以上つくことが最大の特徴です。
ここではJCBカード Wの概要と学生さんにおすすめなポイントを解説していきます。
JCBカード Wには2種類のカードがある
JCBカード Wはカードの種類が2種類あり、デザインや付帯サービスが少し異なります。
カードの種類は「JCBカード W」と、女性向けのサービスがついた「JCBカード W plus L」の2種類です。「JCBカード W plus L」には下記のような女性に嬉しい限定サービスがついています。
- LINDAリーグ
- 保険への任意加入
なお、「JCBカード W plus L」は男性でも申込自体は可能です。
※JCBカード WとJCBカード W plus Lは上記の付帯サービス以外の違いはありません
JCBカード Wはスマートなかっこいい券面で、JCBカード W plus Lは女性らしい可愛い券面になっています。
JCBカード W券面
JCBカード W plus L券面
JCBカード Wは年会費無料
JCBカード Wは年会費の負担がありません。本会員はもちろん、家族カードを作った場合の家族会員も年会費無料です。
年会費はずっと無料なので、更新時期がきても気軽に持ち続けられます。有料のカードのように毎年のコストを気にせずに済む点は大きなメリットです。
特に大学生であれば、クレジットカードを持つにあたってわざわざ年会費を負担する必要はないので、年会費無料という点を意識してクレジットカードを作るようにしましょう。
JCBカード Wは支払い利用でOki Dokiポイントがたまる
JCBカード Wを支払いに使うと、毎月の請求に応じてOkiDokiポイントがたまります。基本的には1,000円ごとに2ポイントです。
たまったポイントは、商品や支払い充当、Amazonポイントといった他社ポイントへの移行などさまざまな用途に利用できます。
さらに基本のポイントに加えて、JCBカード WのボーナスポイントもつくのがJCBカード Wの大きな特徴です。
JCBカード Wはボーナスポイントがつくため、他のJCBカードよりポイントがたまりやすい
JCBカード Wは常に還元率2倍以上になります。
例えば、1か月に5万円を利用した場合のポイント還元率は、5万円×0.02＝1000円
お昼ごはん1回ぶんくらいのポイントがもらえます。→これだけでもかなり節約にはなりますね。
他のJCBカードに比べるとポイントがつきやすく、買物利用が多い人ほどメリットを享受できます。
正直、大学生のうちは時間があるためやってみたいことも多く社会人以上に生活にもお金がかかることも多いです。
遊びに行くためにかなり切り詰めている人も多いと思います。
限りあるお金を有効活用するためにも、生活の中でJCBカード Wを使うことは賢い選択と言えそうです。
オリジナルシリーズ優待店ならさらにお得
JCBカード Wは、JCBが発行するJCBオリジナルシリーズのクレジットカードです。
そのためJCBオリジナルシリーズ優待店で使うことで、さらにボーナスポイントがつきます。
参考：JCBオリジナルシリーズ優待店
JCBオリジナルシリーズ優待店には、Amazonやメルカリ、セブンイレブン、スターバックス、ドミノピザなど、日常生活で頻繁に使う店舗も多く加盟しています。
ボーナスポイントがどの程度つくのかは店舗によって異なり、登録が必要な場合もありますが、普段使いできるお店でポイント優遇されることで、さらにお得に利用できます。
海外旅行保険最大2000万円など補償が手厚い
JCBカード Wは、旅行保険が最大2000万円まで補償されます。
海外旅行によく行く学生さんは、この補償があれば安心して海外旅行を楽むことができます。さらに盗難補償もついているので、不正利用を防止することもできます。無料で作れるカードにも関わらず、ここまで手厚い補償を受けられるのはとてもポイントが高いです。
スマホ決済対応
JCBカード Wはスマホ決済やタッチ決済にも対応しています。あらかじめ設定しておくことで、対象機器をかざすだけで決済できます。 対応している決済方法は下記の通りです。
- QUICKPay
また、セブンイレブンでの利用であれば、いつでも還元率が3倍の2.0％で利用できます！無料で付帯できるQUICPay（nanaco）で支払うと還元率は2.5％まで上昇。学校の中や周りにセブンイレブンがある学生さんはJCBカード Wを使うことでかなりお得に生活できます。
ぜひ周りの人にもドヤ顔で教えてあげてください。
JCBカード Wのデメリット
学生さんにとってはデメリットとはなり得ないものが多いと思いますが、強いて言えばということでデメリットを紹介します。
WEBでの申込にしか対応していない
申し込みや明細がすべてWEBで完結するので便利な反面、紙媒体での申し込みや明細を希望される学生さんにとってはデメリットになり得るかもしれません。ただ、WEB限定にすることで、無駄なコストを削減。そしてサービスの充実に浮いたコストを当てているような形になるので、WEBでの対応だけでも問題がなければメリットの方が勝ると言えます。
海外だと使えない店舗も多い
JCBは国産ブランドなので日本ではほぼどこでも利用できますが、海外だと使えない店舗も多く存在します。海外旅行によく行く学生さんは、VISAなどの国際的なブランドを使う方が無難かもしれません。とは言え、普段使いのカードとしてはかなり優秀なので、海外に行く際だけVISAのカードを使うという形で良いでしょう。
JCBカード W審査基準を徹底解説
JCBカード Wの審査基準は公開されていません。
特に高収入である必要はなく、クレジットヒストリーに傷がついているということでなければ問題なく通ることが多いです。
※クレジットヒストリーとは（クレジットカードやローンの利用履歴と、それに基づく信用情報のこと。毎回のように支払いが遅れていたりすると傷がついてしまいます）
JCBカード Wの審査は最短即日、発行は最短3日とかなり早い対応をしてもらえる
学生の中でも人気のある楽天カードは申し込んでから発行されカードが到着するまで約1～2週間を要します。またANAカードは申し込みから約1ヶ月後にようやくカードが届くというスピード感です。その点、他のカードと比較するとJCBカード Wの審査や発行は非常にスピーディーです！
WEB申込限定カードなので口座設定もWEBで完結し、本人確認書類もカード到着時に提示すればよく、時間がかかりません。面倒な書類の提出も少なく済むので、比較的スムーズに発行することができます。
審査に通るコツ
審査が通りやすいカードとはいっても、やはり審査に通るコツは気になるかと思います。審査に通るための注意点をまとめましたので参考にしてください。
対象年齢であることを確認してから申し込む
JCBカード Wは、申込対象年齢が限定されているクレジットカードです。対象年齢でなければ、申し込みはできません。
JCBカード W発行対象者
- 18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入がある人
- 高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の人
Web限定で受付しているクレジットカードなので、対象年齢外の人が無理に申し込もうとしてもはじかれてしまい申し込みできません。
余計な手間をかけないためにも、自分がJCBカード Wの対象年齢かどうかをチェックしたうえで申込手続を始めるようにしましょう。
申込内容に不備がないよう注意する
クレジットカードを申し込むとき、はやく入力を終わらせたいと思い、急いで入力してしまいがちです。また、パソコンやスマートフォンの操作が苦手な人は、入力ミスをしてしまうことも考えられます。入力ミスなどで申込内容に不備が生じてしまうと、実際の内容と異なることになり、審査に悪影響を及ぼしてしまうことも考えられます。
できるだけ審査をスムーズに進めるためにも、入力ミスなどで誤入力がないかどうかをしっかりと確認し、不備がないことを確認したうえで申し込むようにしましょう。
顔写真付き本人確認書類による本人確認。（運転免許証／マイナンバーカード／在留カード）が必要になります。申し込み前に確認しておきましょう。
虚偽申告をしない
クレジットカードを申し込むとき、誰しも審査に通過できるかどうか不安に感じているものです。しかし、審査に通過したいからといって、嘘の情報を記入するのはNGです。年収や勤務先など、虚偽の内容を申告しても、審査時点で判明してしまい、審査落ちの原因になってしまうことも多いです。
審査のハードルが低いカードなので、必要以上に不安にならず、正直に申告して申し込むことで、審査がスムーズに進みやすいでしょう。
支払い延滞をしない（クレジットヒストリーに傷がない状態で申込を行う）
2枚目以降のクレジットカードの申し込みの場合、すでに持っているカードの支払いを延滞しないことが重要です。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、審査において一番重要視される項目なので、支払いの延滞には注意しましょう。
申し込み過多を避ける
同時期に一度に申し込みをしすぎる「申し込み過多」(申し込みブラック)の状態もよくありません。申し込み過多になるとカードの信販会社に「金銭的に余裕のない人だ」と判断されてしまいます。同時期に2枚以上のクレジットカードの申し込みは避けたほうが無難です。
アルバイトをする
年収がない学生さんの場合は、アルバイトをするのがおすすめです。JCB CARD Wは、たしかに学生さんでも審査に通りやすいクレジットカードですが、年収がない状態だと審査通過できない場合があります。自分でアルバイトをしていて収入がある状態で申し込む方が無難です。
JCBカード Wはこんな人におすすめ
JCBカード Wは年齢要件さえクリアすれば審査のハードルは低く、比較的持ちやすいクレジットカードです。
- なるべくはやくクレジットカードが欲しい人
- ポイントがたまりやすいクレジットカードが欲しい人
- 年会費無料のクレジットカードが欲しい人
- 主婦や学生でも持てるカードが欲しい人
上記に当てはまる学生さんはぜひJCBカード Wを使ってみてください。
なるべくはやくクレジットカードが欲しい人
JCBカード Wは、最短3営業日で発行できます。即日発行には対応していないものの、発行までの期間がとても短く済むクレジットカードです。
本人確認をカードの受け取り時に行うようにしておくなど、申し込みの際に注意しておく点はいくつかありますが、時間がかからない方法を選択することで、はやく発行ができます。クレジットカードをはやく手に入れたいと考えているなら、最短3営業日で発行できるJCBカード Wがおすすめです。
ポイントがたまりやすいクレジットカードが欲しい人
JCBカード Wの最大の特徴が、ポイントがとてもたまりやすい点にあります。ボーナスポイントがつくことで一般的なJCB発行のクレジットカードの2倍ポイントがつくので、効率よくポイントをためられるクレジットカードです。
ポイントのたまりやすさを最も重視してクレジットカードを選びたい人は、JCBカード Wが最適です。
年会費無料のクレジットカードが欲しい人
JCBカード Wは本会員・家族会員ともに年会費無料です。初年度だけでなく2年目以降も無料で、入会の上限年齢である39歳を超えても、ずっと無料で持ち続けられます。同じJCBオリジナルシリーズのJCB一般カードも、初年度の年会費は無料ですが、2年目以降はWEB明細への登録と年間50万円以上の支払いがあることで無料になる、条件つき無料です。年会費の支払いを気にせずに済む、無条件で持てる年会費無料のカードが欲しい人に、JCBカード Wはおすすめです。
主婦や学生でも持てるカードが欲しい人
JCBカード Wの申込要件は年齢制限を除くと比較的優しいため、学生さんには最適なカードです。
配偶者に安定継続収入がある主婦・主夫や、高校生以外の学生でも、年齢要件さえクリアしていれば、問題なく申込可能です。
申込可能なクレジットカードが少ない学生さんでも、申し込めるクレジットカードを探している人は、ぜひ申し込んでみるといいでしょう。
これらの情報をもとにJCBカード Wを申し込むかどうかの判断材料にして、検討してみると良いでしょう。
