JCBカード Wと楽天カードどっちがお得??

クレジットカード

JCBカード Wと楽天カードは共に年会費無料でポイントも1.0%超えの高還元率で魅力的なクレジットカードです。

両カードは同じ年会費と還元率のため、違いがなさそうに見えますが、どちらを選べばお得なのでしょうか。

結論から言えば、どちらもお得なカードです。しかし、ポイントの賢い貯め方や利用方法、保険やキャンペーンが異なるため、ご自身に会ったクレジットカードを選ぶ必要があります。

そこで今回の記事では、JCBカード Wと楽天カードのスペックについて徹底的に比較していきます。

基本スペックで比較

JCBカード Wと楽天カードを基本スペックで比較すると、ともに年会費無料で還元率は1.0%と共通の項目も多く見られます。

どちらも18歳以上の方が申し込めるカードになっていますが、JCBカード Wは18歳以上39歳以下とより若年層向けのカードになっています。

JCBカード W
JCBカード Wを作る 
楽天カード

 

年会費 無料 無料
還元率 1.00%〜5.50% 1.00%〜3.00%
新規入会限定特典 最大10,000円相当 最大7,000ポイント
電子マネー QUICPay 楽天Edyなど
家族会員 無料 無料
ETC 無料 550円(税込)
条件を満たせば無料
申込資格 高校生を除く18歳〜39歳の方 高校生を除く18歳以上の方
旅行保険 国内:-
海外:最高2,000万円
国内:-
海外:最高2,000万円
ショッピング保険 最高100万円
※海外利用の場合のみ
年間50万円
※国際ブランドをJCBに選択した場合にのみ
国際ブランド JCB JCB
VISA
Mastercard
American Express(AMEX)
セキュリティ
審査難易度 やや易しい 易しい
デザイン 2種類
シンプル、スタイリッシュ
14種類
種類が豊富でかわいいデザインも

細かな部分では両者のカードで異なる点もあり、カードを選択する際の重要な判断基準となってます。

還元率・ポイント利用で比較

JCBカード Wのポイント還元率は1.00%〜5.50%と、幅があるのが特徴です。カード利用時に貯まるOki dokiポイントは1ポイント3〜5円で、1,000円につき2ポイントが貯まります。

JCBカード Wは使う店舗によってポイント還元率が上下するため、どの店舗でポイント還元率が高くなるのか事前に確認しておきましょう。

楽天カードのポイント還元率は常時1%で、100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。
また、楽天市場や楽天トラベルのどの楽天系サービスの利用でさらにポイントアップが狙えます。

楽天カードは全国どの店舗で利用しても常に1%のポイントが貯まるので、幅広い店舗で効率よくポイントを貯めていきたい人におすすめです。

JCBカード Wは通常の2倍の還元率!

JCBオリジナルシリーズの一般カードの通常還元率は0.5%ですので、還元率1%は通常の2倍!

JCB ORIGINAL SERIESパートナーと呼ばれるJCBのポイント優待店で利用すれば、さらにポイント還元率がアップ!
倍率は期間によって変わりますが、20倍になることもあります。

しくみとしては、「JCBカード Wのボーナスポイント(常に+1倍)」と「JCB ORIGINAL SERIESパートナーのボーナスポイント」を合計したポイント還元率になっています。

Amazon 4倍(2.0%)
スターバックス 11倍(5.5%)※1
セブンイレブン 4倍(2.0%)
ビックカメラ 3倍(1.5%)

※1 店舗でのクレジットカード支払いではなく、事前にキャンペーンに登録し、オンラインでスターバックスカードへチャージする必要があるので注意!Starbucks eGiftの購入は21倍になります。
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合

AmazonデバイスやAmazon Fashionの対象商品は、ポイントが最大9倍になります。JCB CARD Wは、Amazonと最も相性が良いクレジットカードと言っても過言ではないでしょう。

Amazonの還元率についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

ただし、Oki Dokiランドを経由してAmazonのサイトで買い物をする必要がありますので、その点は注意が必要です。

また、インターネットショッピング「OkiDokiランド」を経由すると店舗に応じて最大で20倍のポイントが貯まります。
※一部ポイントアップ登録が必要です。

nanacoポイントやdポイントを使うことでポイントを二重、三重でとることができるのもOki Dokiポイントならではの仕組みと言えます。

Oki dokiポイントの使い道

OkiDokiポイントは、1ポイントで4~6円相当の価値があり、電子マネーや好きな商品と交換することができます。
マイル換算では、1ポイント=3マイルです。

つまり
ポイント還元率0.8%~1.2%前後
マイル還元率0.6%

ポイントは交換先によって還元率が異なるため、お得にポイントを使うには少し難易度が高いです。

ここでは賢くポイントを使える交換先を紹介します。
貯まったOki Dokiポイントは、商品やマイルと交換ができます。また、Amazonのインターネットショッピングでも利用が可能です。

Oki Dokiポイントは、お好きな商品や特典と交換したり、ポイントを使って買い物をしたり、マイルや楽天ポイントなどへ交換するなど、さまざまな利用方法があります。

Amazon

JCBカード Wは、パートナーポイントプログラムに登録することで、貯まったOki Dokiポイントを「1ポイント=3.5円」としてAmazon支払いに利用できます。
1ポイント単位で利用できるため、ポイントを余らせることなく、端数までも上手に使うことが出来ます。

nanacoポイント

nanacoはOkiDokiポイント1ポイントを5nanacoポイント(還元率1%)とお得に交換できるのでおすすめです!
Oki Dokiポイントは200ポイントごとに1000nanacoポイントに交換できます。

nanacoポイントは1ポイント=1円でセブンイレブンなどで使えるので、セブンイレブンでポイントが貯まりやすいJCBカード Wと相性抜群です!

また、nanacoポイントは1ポイント増量キャンペーンを良く行っています。

通常 キャンペーン
Oki Dokiポイント200ポイント →  1000nanacoポイント
ポイント還元率 1.0%

1ポイント増量キャンペーン
Oki Dokiポイント200ポイント →  1200nanacoポイント
ポイント還元率 1.2%

となり、Oki Dokiポイントを200ポイントを交換すると200nanacoポイントお得になります!
nanacoポイントは全国のセブンイレブンで使うことができるので、どのような人でも換金性が高く有効に活用することのできるポイントです。
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合

その他の利用方法(オンラインギフト、マイル、他のポイント、カードの支払金額に充てる)

Amazonやnanacoポイントを利用するのはもちろんですが、他にも用途に合わせた便利な利用方法があります。

  • オンラインギフトと交換
  • マイルや他のポイントに移行
  • カードの支払金額に充てる

多様な利用用途があるのもJCB CARD Wの魅力です。
ライフスタイルの合わせて賢く稼いで、賢く使いましょう。

Oki dokiポイント有効期限は2年間

カード利用で集めたポイントは、獲得した月から2年後の15日になると1ヵ月単位で失効します。

期限切れにならないように、My JCBアプリを使って管理すると便利です。アプリでは、ポイントの管理機能の他、利用明細の確認もできます。不正利用の通知機能もあり、盗難や紛失の際、画面から連絡できる心強いアプリです。

楽天カードはいつでも3倍の還元率!最大15倍!

楽天カードでは、「楽天ポイントアッププログラム(楽天SPU)」の特典で、楽天市場をいつでも3倍の還元率で利用することができます。

楽天SPUでは、月間の楽天のサービスの利用状況に応じて、その月の楽天市場の還元率がアップします。

  • 楽天カードの利用でポイント3倍
  • 楽天ゴールドカードの利用で+2倍
  • 楽天市場アプリでのお買い物で+1倍

など、11個の特典で楽天カードは最大13倍、楽天ゴールドカード・プレミアムカードでは最大15倍にポイントアップする特典があります。

さらに、毎月5と0のつく日には、楽天カードの利用でさらに+2倍のポイントが付与され、最大15倍(楽天ゴールドカード・プレミアムカードでは最大17倍)の還元率で楽天市場を利用することが可能です。

カードの利用で豊富なポイントアップ特典を受けることができるため、楽天市場利用者には楽天カードは必須のカードと言っていいでしょう。

楽天ポイントの使い道

楽天ポイントでは、楽天ポイント加盟店でのポイントの利用だけではなく、幅広い用途にポイントを利用することができます。

  • 1ポイント=1円として楽天Edyにチャージ
  • 2ポイント=1マイルとしてANAマイルに交換
  • 1ポイント=1円としてカードの利用代金の支払いに充当
  • 50ポイントから投資信託に利用

と、さまざまな用途にポイントを利用することが可能です。

楽天Edyにチャージすることで、幅広いEdy加盟店でお買い物をすることが可能となりますので、ポイントの使い道の幅は広くなります。

また、ポイントを楽天カードの利用代金の支払いにも充当させることができますので、キャッシュバック同様にお得にポイントを消化することが可能です。

楽天ポイント有効期限は1年間

楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2つがあります。
通常ポイントの有効期限は、最後にポイントを獲得した月を含めた1年間がポイントの有効期限になります。
JCB CARD Wのポイント獲得月から2年間の有効期間と比べると期限が短いように思えますが、ポイント有効期限内に1度でもポイントを獲得すれば、有効期限は何度でも延長されます。
つまり、1年以内にポイントを獲得し続ければ実質有効期間が無期限になります。

一方、特定のキャンペーンで付与される期間限定ポイントは、使用用途が限られているうえに、キャンペーンごとに有効期限が違います。
そのため、期間限定ポイントはうまく使い切れないということがありますが、楽天ペイを利用することで期間限定ポイントを普段の買い物の支払いに使うことができるため、ポイントを無駄にせず使い切ることができます。

キャンペーンで比較

どちらのカードもお得なキャンペーンや特典を用意しています。

JCBカード Wでは、JCBトラベルの利用で旅行代金がお得になるほか、Amazonギフト券やキャッシュバックがもらえるキャンペーン、1万円が当たるキャンペーンなど、多種多様な特典を用意しています。

楽天カードでは、楽天銀行で普通金利アップやハワイラウンジ等、海外旅行での優待特典があります。その他にも、楽天ANAマイレージクラブカード新規入会・利用キャンペーン、楽天カードアカデミー新規入会・利用キャンペーン、家族カード新規同時入会・利用キャンペーンなどもおこなわれています。

以下では新規入会限定キャンペーンについて比較します。

JCBカード W

新規入会限定キャンペーン

カード会社入会特典で最大10,000円相当プレゼント!(JCB CARD Wの場合)

【特典内容】
カード入会後、MyJCBアプリログイン&Amazon.co.jpでのカード利用で利用合計金額の20%(最大10,000円)キャッシュバック

【キャンペーン期間(入会期間)】
2022/10/01~2023/03/31

【対象利用期間】
カード入会月の翌々月15日まで

今ならキャンペーン中!JCBカード Wを作るともれなくキャッシュバック!

お友達紹介キャンペーン

JCBカードを紹介し、紹介された方が対象カードに入会すると、もれなく1,500円キャッシュバック!
紹介人数に上限はなく、紹介した分だけおトクなキャンペーンです。

紹介された方も、もれなく1,500円キャッシュバック!

【キャンペーン期間】
2022/10/01~2023/03/31

家族カード入会キャンペーン

家族カード同時入会・追加入会で最大4,000円キャッシュバック!

【キャンペーン期間】
2022/10/01~2023/03/31

JCBポイントアップ祭

期間中にカードを利用すると、カードの基本倍率に加え、+1倍もしくは+2倍のポイントが受け取れます。(JCBカード Wの場合)

【特典内容】
キャンペーンに参加登録をし、さらに対象店舗ごとにポイントアップ登録(無料)をすれば、あとはお買い物をするだけ!

例えば成城石井でお買い物をすると
基本倍率とカード特典で3倍(JCBオリジナルシリーズの一般カードでは2倍)に加え、キャンペーン特典1倍で、合計獲得ポイント倍率は4倍になります!

また店舗によってはカードグレードに関わらず、一律で+2倍のポイントが獲得できます。

【キャンペーン期間】
2022/10/01~2023/03/31

楽天カード

新規入会限定キャンペーン

楽天カード新規入会&利用でもれなく5,000ポイントもらえる!

お友達紹介キャンペーン

楽天カードを紹介すると、紹介した方、された方どちらもポイントがもらえる!
紹介した方は1名紹介するごとに1,000ポイント!
最大9名まで紹介でき、9,000ポイントもらえます。

紹介された方は紹介キャンペーンでの新規入会で2,000ポイントもらえる!
つまり新規入会限定キャンペーンとあわせて合計7,000ポイントもらえます。

【キャンペーン期間】
2022/12/9~2022/12/19

※楽天では、友達紹介キャンペーンは通年実施されており、期間によってもらえるポイントが変動します。おおむね2,000か3,000ポイントのどちらかですが、過去には紹介キャンペーンで5,000ポイントもらえるときも。キャンペーンでお得に入会しましょう。

その他の機能で比較

年会費無料や高い還元率に加え、どちらも会社ならではの充実した機能が備わっています。

電子マネー

JCBカード W:QUICPay(2021年12月時点で173万ヵ所)など
楽天カード:楽天Edy(2021年6月時点で100万ヵ所以上)など

が利用できる電子マネーになります。

JCBカード WはQUICPayで便利!

JCBカード Wは、「QUICPay」という後払い方式の電子マネーを利用できます。

QUICPayはnanaco、楽天Edy、Suicaとは異なり、事前にチャージする必要がないので使いやすい電子マネーです。ドコモのiDと似たJCBのサービスです。

使った金額は後日、登録したクレジットカードから引き落とされます。残高を気にする必要がないので利便性が高い電子マネーです。

コンビニ等での少額の決済でクレジットカードを使うのが微妙な場合や、サインか暗証番号の入力が必要な店舗でそれが面倒な場合にも便利です。

楽天カードは利用できる店舗が多い!

楽天カードは、税金の支払いで得することができるnanaco、交通系電子マネーのモバイルSuicaとSMART ICOCAへのチャージは可能です。

利用可能店舗が全国的に多い楽天Edyへもチャージは可能ですが、残念ながらポイント還元率は0.5%となります。WAONとPASMOにはチャージできません。

Mastercardブランドは、クレジットカード決済でのau PAYチャージが可能です。

スマホ決済のau PAY、auもしくはauじぶん銀行のユーザーが利用できるプリペイド式国際ブランドカードで使えます。

ETCカード

JCB CARD W 楽天カード
ETC 無料 550円(税込)
条件を満たせば無料

JCBカード WではETC年会費が無料となっていますので、ETCを利用する前提の方はJCB CARD Wの方がお得です。

ただし、楽天カードのETCカードは「楽天ポイントクラブ」の会員ランクが、プラチナ会員以上の場合は無料になる特典があります。

楽天ポイントクラブの会員ランクは、直近6カ月以内の楽天ポイントの獲得数・獲得回数によって決定されます。

プラチナ会員へのランクアップ条件は、

直近6カ月で2,000ポイント以上の獲得
直近6カ月で15回以上のポイント獲得

と、ランクアップの条件はそれほど厳しくありません。

1か月あたりにすると、約340ポイント(34,000円利用分相当)でプラチナ会員にランクアップできますので、楽天カードを利用すればETC年会費を無料にするのは難しくないでしょう。

付帯保険

JCBカード W 楽天カード
旅行保険 国内:-
海外:最高2,000万円
国内:-
海外:最高2,000万円
ショッピング保険 最高100万円
※海外利用の場合のみ
年間50万円
※国際ブランドをJCBに選択した場合にのみ

JCBカード Wと楽天カードの海外旅行保険はともに、利用付帯で最高2,000万円の補償という点は共通です。

ただし、海外での急病やケガの際に補償をうけることができる傷害・疾病治療の補償金額は、楽天カードの方が最高200万円と手厚い補償になっています。

海外での高額な医療費に備えるには、より傷害・疾病治療の補償金額が手厚い楽天カードが有利と言っていいでしょう。

付帯サービスの項目が同じでも、詳細内容に優劣が存在することがあるため、注意が必要です。

国際ブランド

JCBカード Wと楽天カードの国際ブランドについて比較した表です。

JCBカード W 楽天カード
国際ブランド JCB JCB
VISA
Mastercard
American Express(AMEX)

国際ブランドの種類は、楽天カードのほうが豊富です。
楽天カードはVISA・Mastercard・JCB・American Express(AMEX)の4種類ですが、JCB CARD WはJCBのみです。

使いやすさで比較すると、クレジットカードを使える店舗は楽天カードの方が多いといえるでしょう。また、世界中でシェア率の高いVISAやMastercardのカードを作りたい場合にも、楽天カードがおすすめです。

セキュリティ

クレジットカードは便利ではありますが、情報が盗まれたり、紛失して不正に利用される危険性もあります。

JCBカード W、楽天カードはそのような危険性に対して安心のセキュリティ機能を備えています。

  • 本人認証サービス
  • ワンタイムパスワード
  • 不正検知サービス
  • なりすましメール対策
  • ICチップの搭載

セキュリティサービスに関してはJCBカード Wの方が充実しています。

JCBカード Wのセキュリティ機能

JCBは万が一の時に備え不正な利用がないか24時間365日監視しています。紛失・盗難など万が一の時は全額補償されます。

ナンバーレスカード

カード番号を券面に記載しない「JCBのナンバーレスカード」(NL)が新登場。
「表面ナンバーレス」になったことで、カード番号や氏名などの重要な個人情報がのぞき見されにくくなり、セキュリティが向上!より一層、安全・安心にカードが利用できます。

裏面に番号があるタイプとの2種類から使い方に合わせて選べます。

身に覚えのない請求や紛失時の不正利用の補償

インターネット上で不正利用された際に補償される「JCBでe安心」制度

不正利用が発覚した場合は、調査の上請求が取り消されるので、インターネットで買い物をしたい場合でも安心して利用できます。

盗難や紛失などが原因の不正利用に対しては、60日前にさかのぼり損害額を全額補償!

このような場合は、オンラインや電話で手続きをおこないましょう。利用停止や再発行の手続きも同時に可能です。

審査難易度

審査基準・難易度で比較すると楽天カードの方が作りやすいと言えます。

JCBカード Wと楽天カードの申込資格は、

楽天カード:高校生を除く18歳以上の方
JCBカード W:高校生を除く18歳〜39歳までの方
※JCBカード Wは一度発行すれば40歳を過ぎても、そのまま年会費無料で使い続けることができます。

となっており、ともに専業主婦、学生、パート・アルバイトでも、配偶者や親などの世帯主に安定収入があれば申込可能な、窓口の広いカードとなっています。

とくに、楽天カードでは収入の少ない方でも限度額を抑えてカードの発行に繋がる傾向があり、初めてのクレジットカードとしても選ばれています。

また、カードの発行スピードも同等となっており、いずれのカードの場合でも最短1週間程度でカードを受け取ることが可能です。

デザイン

JCBカード Wと楽天カードではデザイン面で大きな違いがあります。

JCBカード W 楽天カード
デザイン 2種類
シンプル、スタイリッシュJCBカード W plus Lならおしゃれな3種類
14種類
種類が豊富でかわいいデザインも    

JCBカード Wはシンプルで高級感があるデザイン2種のみ。それに対して楽天カードは基本的なデザイン2種の他に、12種類のデザイン、合計14種類あります。

自分好みのデザインを探したい方であれば、楽天カードの方が選択肢は多いといえるでしょう。

比較まとめ

これまでの比較をまとめます。

JCBカード W 楽天カード
年会費 無料 無料
還元率 1.00%〜5.50% 1.00%
新規入会限定特典 最大10,000円相当 最大8,000ポイント
電子マネー QUICPay 楽天Edyなど
家族会員 無料 無料
ETC 無料 550円(税込)
条件を満たせば無料
申込資格 高校生を除く18歳〜39歳の方 高校生を除く18歳以上の方
旅行保険 国内:-
海外:最高2,000万円
国内:-
海外:最高2,000万円
ショッピング保険 最高100万円
※海外利用の場合のみ
年間50万円
※国際ブランドをJCBに選択した場合にのみ
国際ブランド JCB JCB
VISA
Mastercard
American Express(AMEX)
セキュリティ
審査難易度 やや易しい 易しい
デザイン 2種類
シンプル、スタイリッシュ
14種類
種類が豊富でかわいいデザインも

 

JCBカード Wはこんな人におすすめ

JCBカード Wがおすすめな人は

  • 日々の生活やネット通販において、クレジットカードを幅広く使いたい人
  • 国内旅行をする人

JCBカード Wは常に、一般のJCBカードの2倍の還元率で、楽天カードと同じ還元率1.0%でポイントを貯めることができます。

JCBオリジナルシリーズパートナーでは、セブン-イレブンや、スターバックスなどのカフェ、ウエルシアなどのドラッグストアでの利用が可能となっています。日々の生活をお得に過ごしたいと考えている人にぴったりです。

さらに、AmazonやYahoo!ショッピングでも1.5%の還元率のため、楽天市場以外のネット通販を利用する人にもぴったりなクレジットカードです。毎日の生活やネット通販でバランス良くポイントを貯めたいという人にはJCBカード Wが合っていると言えます。

 

JCBカード Wでは、旅行時に利用できる特典も豊富であるため、旅行好きの方にもおすすめです。

JCBトラベルを利用すると旅行代金がお得になるクーポンが配布されるほか、ホテルの宿泊料金が割引になるなど、国内外の旅行で利用できる特典が満載です。

特典を利用するには抽選や先着順などの条件がありますが、うまく利用できればお得になるので、旅行好きにはメリットが多いカードだといえるでしょう。

旅行に使えるキャンペーンや特典は期間限定のものもあるため、公式サイトをこまめにチェックして最新情報を確認することをおすすめします。

楽天カードはこんな人におすすめ

楽天カードがおすすめな人は

  • 楽天市場などの楽天サービスを頻繁に利用する人
  • 海外旅行をする人

また、ポイントを無駄にせず使い切りたいという人にもおすすめです。

楽天ポイントは、他社のポイントへ移行するより、楽天サービス内で利用することでお得にポイントを活用できます。※楽天のサービス内で商品の購入や支払いのときに、1ポイント=1円で使うことができるため、ポイントを無駄にすることなく活用できる。

なお、1ポイント=1円で使える楽天サービスには、楽天市場・楽天モバイル・楽天でんき・楽天トラベル・楽天ペイなどがあります。他のポイントへ移行したいときには、楽天Edy、ANAマイルへの移行が可能です。楽天Edyは、楽天ペイと同じく1ポイント=1円で使うことができ、楽天サービスで使う予定がなくても、他の用途に利用することができます。楽天ペイは、期間限定ポイントも利用できるため、使い勝手がよく、ポイントを有効活用できます。

年間何度も楽天を多く利用する場合ポイントの有効期間が実質無期限になったり、楽天市場でいつでもポイント3倍でショッピングが可能で、楽天SPUにより最大ポイント13倍になったりします。
とにかく楽天サービスでの使い勝手が良く、効率的に無駄がなくポイントを活用できます。
楽天ペイを活用することにより、期間限定ポイントまでも無駄なく利用することができます。
さらに、5と0のつく日には、楽天市場で+2倍のポイントが付与される特典がありますので、楽天市場で最大14倍の還元率でポイントを貯めることができます。

楽天カードは、楽天市場を使い倒している人には、必須のクレジットカードです。

 

また、楽天カードは海外旅行をする方にもおすすめです。

楽天カードはVISA・Mastercard・JCB・American Expressの4種類の国際ブランドから選べるメリットがあります。VisaとMastercardなら世界中に加盟店があるので、海外で利用するときに便利です。

JCBカード Wの場合、国際ブランドの選択肢がJCBしかありません。国内のみの利用であればJCBを選んでも問題ありませんが、海外ではJCBに対応しているお店が少ないので、買い物などをする際に困ることがあります。

海外旅行での利用を検討している場合は、楽天カードを持っておくと安心です。

2枚持ちという選択肢

JCBカード Wと楽天カードのどちらを持つべきか迷ったときは、2枚持ちしてお店ごとにカードを使い分けましょう。

JCBカード Wはセブンイレブンやスターバックスなどのポイントアップ特約店やAmazon・Yahoo!ショッピングなど多くの店で効率的にポイントを貯めることができます。

楽天カードは楽天市場では爆発的な還元率を誇っています。

毎日のお買い物ではJCBカード W、楽天市場の利用では楽天カードがお得になるとまとめることができます。買い物をするお店によってカードを使い分けると、より効率よくポイントを獲得できます。

どちらも年会費は無料のカードなので、2枚持ちでもコストはかかりません。2枚あれば国際ブランドの使い分けもできるため、利用できるお店の幅がさらに広がります。

まとめ

ここまでの説明で、年会費や還元率などあらゆる面で高スペックで、違いが無いようにみえるJCBカード Wと楽天カードですが、それぞれの異なる特徴についてわかっていただけたかと思います。

この違いを把握したうえで、ご自身にあったクレジットカードを作成していくようにしましょう。

ご自身にあったクレジットカードを作成することにより、ポイントを有効に活用することができ、快適で便利な生活を送ることができるようになります。

是非この記事を参考に自分に合ったクレジットカードを探してみてください。

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