プログラミングスクールのおすすめランキング〜評判と就職支援についても解説〜

プログラミングスクール

経済産業省のIT人材需給に関する調査によると、2030年にエンジニアなどIT人材の需給ギャップが約79万人になると予想されています。
そのためプログラミングスクールでの学習が、厚生労働省の教育訓練給付制度の対象になるなど政府がIT人材の育成を支援しています。
未経験からエンジニアとして就職したい方や、教養のために学習したい方はプログラミングスクールへ通うのがおすすめです。

ただスクールの数が多いため、自分におすすめのプログラミングスクールが分からない方もいるかと思います。

結論から言うと、プログラミングスクールを選ぶ際に確認すべきことは以下の通りです。

  • カリキュラム
  • 就職実績
  • 受講料
  • オンラインでの受講可否
  • 学習できるプログラミング言語

当記事では、おすすめプログラミングスクールを受講料やエンジニアへの就職実績などで比較します。

また初心者向けに、選んではいけないプログラミングスクールの特徴なども解説します。

未経験からのエンジニア就職を実現するためにプログラミングスクールへの通学を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

おすすめプログラミングスクールの選び方5つ

参加するプログラミングスクールを選ぶ時は、5つの項目を確認する必要があります。

選び方を決める時は、以下の項目を必ず確認しておきましょう。

  • 実践で役立つ知識・スキルを習得するにはカリキュラム内容をよく確認する必要がある
  • 就職成功事例の多さ
  • 受講料
  • オンラインでの受講可否
  • 希望のプログラミング言語が学習できるか?

それぞれのプログラミングスクールごとに、授業カリキュラム・プログラミング言語の内容は異なります。
質の高いプログラミングを学ぶには、カリキュラム内容をよく確認しておくことが大事です。
申込前にスクールの授業料や教材費を確認しておけば、学習費用を最小限に抑えられます。

外出するのが難しい場合は、オンライン受講に対応できるかどうかも調べなければいけません。
未経験からのエンジニア就職をするためにプログラミングスクールへ通う方は、就職成功の事例や就職先もよく確認しておきましょう。

ここでは、それぞれの項目について詳しく解説します。

実践で役立つ知識・スキルを習得するにはカリキュラム内容をよく確認する必要がある

プログラミングスクールを選ぶ時は、まずカリキュラムの内容をよく確認する必要があります。
それぞれのスクールによって、受講できるコースの数や講師の質が異なるためです。

エンジニア指導・就職サポートなどの充実したカリキュラムがあるスクールを選んでおけば、実践で役立つ知識・スキルを積極的に習得できます。
逆にカリキュラム内容が少ないスクールを選んでしまうと、習得できる知識やスキルの数が減ってしまうかもしれません。
高い料金を払ってスクールに通っても、知識・スキルを多数習得できなければ意味はありません。

実践で使えるプログラミングを学びたいと考えている人は、様々なプログラミングスクールのカリキュラムを確認しましょう。
実際にどんな授業が行われているか確認するために、スクールの評判を確認したり無料カウンセリングに参加したりするのも大切です。

未経験からのエンジニア就職を考えている人は就職実績・就職先も確認しておくべき

エンジニア就職目的でプログラミングを学ぶ時は、プログラミングスクールの就職実績や就職先を確認しておきましょう。
一部のプログラミングスクールは、公式サイト上で就職実績・受講生の就職例を紹介しています。実績が高いスクールを選んでおけば、就職成功率を最大限に高めることが可能です。
またプログラミングスクールによっては、就職先の企業を掲載している場合もあります。

自社開発型の企業は仕事を継続していくと、プログラミング能力を向上できる可能性が高いです。
就職後も効率良くスキルアップしていきたいと考えている人は、スクールから紹介してもらえる就職先もよく確認しておいてください。
もちろん嘘の就職先を掲載している危険性もあるため、確認する時は情報の真偽を調べることも大事です。

プログラミングスクールの「レバテックカレッジ」であれば、運営元がITエンジニア採用支援に強いレバレジーズ株式会社になるので、豊富な就職先と、就職先の企業が求めるスキルレベルを考慮したカリキュラムが期待できます。

専門知識が求められるわけではないものの、入会審査等の体制もしっかりしており、本気でエンジニア就職を目指したい人は一度無料説明会を受けると良いと思います。

就活まで支援するプログラミングスクールなら【レバテックカレッジ】



料金相場と実際の授業料を比較すればスクール費用は最小限に抑えられる

プログラミングスクールを選ぶ時は、料金内容もしっかり確認する必要があります。
プログラミング学習にかかる費用は、各スクールごとに差が大きいです。
一般的なプログラミングスクールの場合、料金相場は以下の金額になります。

スクール費用 月10万円
教材費 月5,000円
パソコン費用 月13万円~月20万円
合計(1ヶ月) 月20万円前半~月30万円

教材費やパソコン費用などを含めた場合、プログラミングスクールの授業料は1ヵ月で20~30万円程です。
申し込みを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

また適正価格のプログラミングスクールを選ぶ時は、以下の項目がとても重要です。

  • カリキュラムに見合った料金か
  • 生活費以外のお金で支払いができるか
  • 分割手数料を確認する

自身の収入・目的に見合わないスクールを選んでしまうと、払った授業料がすべて無駄となってしまいます。
プログラミングスクールを申し込む時は、身の丈にあったスクールを探してください。

通学するのが困難な場合はオンライン受講の可否も確認する必要がある

プログラミングスクールへ直接行くのが難しい場合は、オンライン講座が利用できるスクールを探しましょう。
一部のプログラミングスクールでは、オンライン講座が導入されています。
仕事や家事で忙しい生活を送っている人も、オンライン講座ならいつでも学習可能です。
それぞれの予定に合わせて授業日を設定できるため、休みが不定期である人にも適しています。

またオンライン講座は、動画や画像で授業内容を詳しく確認することが可能です。
講師の方に質問を行えば、授業の不明点・疑問もしっかり解決できます。
途中でカリキュラムが停滞してしまう心配はありません。
普段通りに生活しながらプログラミングを学びたい人は、オンライン講座をうまく活用してください。

通学先のスクールを選ぶ時は学習可能なプログラミング言語も忘れずに確認しておく

プログラミングスクールを選ぶ時は、学習できるプログラミング言語を確認することも大切です。
プログラミング言語は、それぞれの分野ごとに使用する言語が異なります。
おすすめプログラミング言語は、以下の通りです。

分野別 使用頻度の高い
プログラミング言語
こんな人におすすめ
Web系 HTML、CSS、JavaScript、Ruby、PHP、Pythonなど 向上心が高い人、チームで仕事をしたい人
組み込み系・ソフトウェア開発 C言語、C++、Javaなど 社会に役立つシステムを開発したい人
スマホアプリ開発 IOSアプリ:SWift、Androidアプリ:Kotlin、Java トレンドを把握できる人、まんべんなくITスキルを身に付けたい人
ゲーム開発 C#、JavaScript(ジャバスクリプト)、Unity、Ruby、Swift ゲームが好きな人、好奇心旺盛な人
AI・人工知能 Python、R言語、C++、Julia 新しい分野に興味がある人、数学的思考力を身につけたい人

就職・転職する分野で使用するプログラミング言語を選択しておけば、就活を有利に進めることが可能です。
最初から目指す分野が決まっている人は、申込前に希望するプログラミング言語が学べるかよく確認しておいてください。

またプログラミング言語の中には、需要の高いものが存在します。
需要が高い以下のプログラム言語なら、幅広い分野で流用できる可能性が高いです。

  • Java
  • JavaScript
  • PHP
  • Python

まだ就職・転職する分野が決まっていないという人は、ぜひ参考にしてみてください。

プログラミングを学ぶうえでのスクール選びの重要性

プログラミングスクールのカリキュラムは多くの人が学べるようにできているので、数ヶ月のカリキュラムでは受講者どうしの差は出にくく、エンジニアとしてすぐに活躍できる力が身につくわけではないのも事実です。
だからこそ、カリキュラムだけにとらわれず、プログラミングスクールに通った後で、自分は何をしていきたいかを見定めることが大事です。

高い授業料を払って何も習得できなかった人の多くは、目的意識が低く、何となくスクールを選んでしまった人。こうしたお話を踏まえると、プログラミングスクールを通う目的をしっかり定めて、自分に合ったプログラミングスクールを選ぶことが非常に重要であるといえます。

プログラミングスクールを選ぶ前に知っておきたい基礎知識

プログラミングスクールを選ぶ前に、次のようなプログラミングスクールに関する基礎知識を知っておきましょう。

  1. スクールに通う目的
  2. 習得できる言語
  3. 受講スタイル
  4. 料金・期間

1.スクールに通う目的

スクールに通う目的は人それぞれですが、大きく3つに分類できます。
目的によって、選ぶべきプログラミングスクールが違いますのでチェックしてください。

プログラミング未経験で、エンジニアとして就職したい

エンジニアとしての就職をめざす場合、就職支援のサービスがあるプログラミングスクールを選ぶと心強いです。就職支援のサポートとして、履歴書や職務経歴書の添削、ポートフォリオの作成支援などを受けられます。

副業やフリーランスで収入を得たい

副業やフリーランスとして、プログラミングを学んでスキルのレベルアップをしたい人は、就職支援のサービスがないプログラミングスクールを選びましょう。

ビジネスの教養として学びたい

エンジニア以外の職種の人など、プログラミングを仕事とするわけではなく、ビジネスの教養として学びたい人も増えています。就職支援のサービスがないプログラミングスクールや、起業家向けのコースがあるスクールを選びましょう。

2.習得できる言語

プログラミングスクールは、プログラミング言語ごとにコースが分かれていることが多いです。
そのため、まずはどんな言語を学びたいのか考える必要があります。
・Ruby
Rubyは、Webベンチャーやスタートアップ企業などの自社サービスに多く用いられています。
・PHP
多くのWebサイトが、PHPで構成されているため、PHPのスキルは生かしやすいです。
・Java
安定性と拡張性で、多くの開発で用いられています。フリーランスや副業などの場合は、使用の機会が低いです。
・Python
非常に広く使われている言語で、少ない行数でわかりやすくコードを書けるため、初心者向けのプログラミング言語としても多く使われています。

まずは、自分が学習する言語をひとつ定めて、習得していきましょう。
ひとつの言語を習得できると要領をつかむことができ、他の言語の習得もしやすくなります。

3.受講スタイル

オンラインのみのスクールと、教室があって授業を受けるスクールとがあり、「教室で授業を受ける方が自分は合っている」「オンラインの方が時間の調整がしやすい」など、自分の生活や学習スタイルの好みによって選んでください。
最近では新型コロナの影響もあり、教室型のスクールでもオンライン受講が可能となっていることが多いです。

4.料金・期間

料金はスクールによって違い、数万円から数十万円と幅があり、教室をもつスクールや転職支援サポートが付いているスクールは金額が高い傾向があります。

しかし、金額だけで一概に良し悪しは決められません。
例えば、確実に転職したい人にとっては多少高くても転職支援サポートがある方が安心ですし、教養としてプログラミングの基礎だけを知りたい人にとっては、受講料が安い方がいい場合もあるからです。

期間についても同様で、カリキュラムが何ヶ月と決まっているケースもあれば、自分が学びたいところまで毎月定額で受講できるというスクールもあります。

あなたの目的に照らし合わせて、費用対効果の良いスクールを選んでみましょう。

プログラミングスクールを選ぶ3つのポイント

カリキュラムのカスタマイズができる

個人でサービスを考えてプログラムを開発する工程がカリキュラムに入っている、もしくは組み込めるスクールがいいです。
そうすると、現実とのギャップがわかります。
数ヶ月プログラミングスクールで学んだ内容だけではサービスは作れないので、必要な情報をキャッチアップしながら作ることが必要。

例えば、「AIを使って、いい感じのプログラムをつくりたい」と思っても、実際に自分ができることとのギャップがあるわけです。
自分の考えでなにかプログラムをつくるというお題があって、それに向けてスキルをどう伸ばせたかがわかると、創意工夫が伝わりやすいです。

実際に開発したプログラムを題材に話せると、その人の視点や問題に対するアプローチの仕方がわかりますし、「経済やお金に興味があるんだな」とキャラクターやモチベーションなども理解しやすいです。

さらに、公開発表などの場があり、自分の開発したプログラムをプレゼンして、フィードバックを受けられる学習環境だと、なおいいです。

ポートフォリオの作成支援がある

実務でのプログラミング経験のない人でも、選考の際にはポートフォリオが必要です(ポートフォリオとは、開発に携わったプロジェクトや作品をまとめた書類のこと)。

そのため、あなたの学びやモチベーションを表現するポートフォリオの作成支援をしてくれるスクールを選びましょう。

企業によって求める人物像は違いますが、例えば自社サービスを作っている会社は、エンジニアにクリエイティビティを求めています。

自社サービスは誰かに依頼されているわけではなく自分たちで勝手に作っているもので、作ったのに誰にも使われないと意味がないわけです。

日々の業務は、何もないところからサービスを立ち上げて、ニーズを見つけていくプロセスが必ずあるので、そういった創意工夫ができる人なのだと伝わるポートフォリオがあると心強いです。

主要なオープン言語のコミュニティとつながりがある

現代のエンジニアは、仕事において主要なオープン言語のコミュニティとの連携が欠かせません。
そのため、コミュニティとの連携の重要性を知り、コミュニティとのつながりをもっているプログラミングスクールが望ましいです。

なぜ、コミュニティとの連携が重要かというと、現代の開発に多く用いられているオープンソースは一度覚えれば終わりではなく、どんどん技術がアップデートしていくから。

例えば、Rubyだとしたら、Rubyのライブラリは山のようにあります。
いいサービスを作っていくには、企業とコミュニティが連携していく必要があるんです。

オープン言語のコミュニティとつながりがあるかの判断は少し難しいですが、ひとつの判断材料として、「主要な言語のコミュニティのスポンサーをしているか」なども目安になります。

メジャーな言語のコミュニティには、以下のようなものがあります。
Ruby会議(Ruby)
PHPカンファレンス(PHP)
PyCon(Python)
YAPC(Perl)
DroidKaigi(Android)
iOSDC(iOS) など

学習スタイル・目的別!おすすめプログラミングスクールの選び方や比較ポイント

システムエンジニアやプログラマーの求人が増え、未経験からのITエンジニア転職も増加。またエンジニア就職・転職目的ではなく、ビジネスの教養やスキルとしてプログラミングを学ぶ方も増え、プログラミングスクール人気も上昇中です。一方、おすすめのプログラミングスクールも増え、カリキュラムの特徴やコース内容、料金を比較し、自分の目的や希望に合うプログラミングスクールを選ぶことが必要です。

エンジニア転職や副業・フリーランスの仕事に必要なスキルの習得など学習目的の達成にはある程度のプログラミングスクール費用が必要。費用を無駄にしないためにもプログラミングスクールの比較検討が必要で、各スクールの無料説明会や無料体験に参加、受講前に自分の目で実際に確認することがおすすめです。
最初に学習スタイルや目的別に、おすすめのプログラミングスクールの選び方や比較ポイントを紹介します。

働きながら学ぶならオンラインプログラミングスクールを選ぶのがおすすめ

プログラミングスクールの学習にはオンラインで学ぶスタイルと教室受講のスタイルがあり、以前は通学形式のプログラミング教室が多かったのと比較して、最近はオンラインのプログラミングスクールが主流。教材・カリキュラムの学習や講師の質問対応などをすべてWEBで利用でき、インターネット環境があればどこでも学習できる点が特徴です。

隙間時間でもプログラミングを学習でき、特に働きながら学ぶ場合はオンラインプログラミングスクールの利用がおすすめです。

東京と比較して教室の少ない地方の方向けにもWEBで学べるスクールがおすすめ

東京・大阪などはプログラミング教室も多いのと比較して地方には少なく、WEBで学べるオンラインプログラミングスクールは地方の方にもおすすめ。オンラインプログラミングスクールならどこでも受講でき、東京などで活躍中の現役ITエンジニア講師から学べる点もおすすめで、実際に地方や海外からのオンラインプログラミングスクール受講も増えています。

オンラインプログラミングスクールは教室型と比較して安い費用もメリット

教室型のプログラミングスクールは講師から対面で学べる上、質問しやすい学習環境がメリットですが、オンラインプログラミングスクールと比較して高い費用がデメリットで、教室への通学費用や通学時間が必要な点もおすすめしづらい理由。比較してオンラインプログラミングスクールの利用は安い費用がメリットで、予算に合う安い価格のプログラミングスクールを見つけやすい点もおすすめポイントです。

オンラインプログラミングスクールを選ぶなら学習支援内容の比較がおすすめ

質問相手のいない独学と比較してプログラミングスクールの利用メリットは学習中に講師に質問できる点で、オンラインプログラミングスクールを選ぶならチャットの質問対応やオンラインの学習相談など支援内容を比較し、学習支援の充実したプログラミングスクールを選ぶのがおすすめです。

教室・通学とオンラインの両方利用できるプログラミングスクールも

また未経験者や初心者で初めてプログラミングを学ぶ場合は、講師から対面で学びたい方や直接質問したい方も。この場合は教室通学とオンライン学習の両方を利用可能なプログラミングスクールを選ぶのがおすすめで、オンライン学習システムと教室の両方を提供するプログラミングスクールは、2つの学習スタイルで勉強できる点がメリットです。

自分で学習したい場合はオンライン、講師やメンターに対面で質問したい場合は教室を選ぶなど、自分の希望や気分でプログラミングスクールの使い方を変えられる点がおすすめで、オンライン学習だけでは不安な未経験者や初心者向けにもおすすめのプログラミングスクールです。

ITエンジニア転職が学習目的なら転職保証付きスクールがおすすめ

希望の学習スタイルが教室・通学か、オンラインかで比較すべきプログラミングスクールが違う一方、プログラミングの学習目的がITエンジニアやプログラマーとしての就職・転職の場合におすすめのプログラミングスクールもあります。

プログラミングの学習目的が未経験からのITエンジニア転職の場合、仕事で使える実践的なスキルを短期集中で習得できるカリキュラムに加え、コース受講修了後の企業・求人紹介など就職支援・転職サポートのあるプログラミングスクールや、ITエンジニアとして転職できなければ受講料金を返金する「転職保証付き」のプログラミングスクールがおすすめです。

転職先企業の実績や就職支援内容、学べるプログラミング言語の違いの比較がおすすめ

ITエンジニア転職を目的にプログラミングスクールを選ぶ場合、おすすめは受講生の転職成功率や転職先企業の実績、具体的なキャリア支援内容の比較。転職成功率が高いプログラミングスクールほど就職・転職活動のサポートが安心でき、また就職・転職先がIT・WEB業界の大手企業からベンチャー企業まで幅広く、さまざまな転職希望に対応できるプログラミングスクールがおすすめです。

またプログラミングスクールの転職保証コースを利用する場合は学べるプログラミング言語が決まっている場合も多く、学びたい言語がある場合は各コースのカリキュラム・学習内容の比較がおすすめです。

卒業後の就職・転職を前提に受講費用が無料のプログラミングスクールも

さらに、ITエンジニア転職の場合は受講費用が無料のプログラミングスクールの比較もおすすめ。プログラミングスクールは数十万円の受講費用が必要な場合もある一方、卒業後にスクールの紹介企業への就職を条件に、受講料金無料で利用できるプログラミングスクールもあります。

受講対象年齢が20代、スクールの紹介企業に就職しない場合の違約金などが注意点ですが、費用をかけずにプログラミングを学びたい方、どの企業でも良いからITエンジニアやプログラマーとしてキャリアを始めたい方には、無料プログラミングスクールの利用もおすすめです。

純粋にプログラミングを学びたい場合は学習内容・費用比較がおすすめ

プログラミングを純粋に教養・スキルとして学びたい場合は、学べる言語や学習内容の確認・比較、プログラミングスクールにかかる費用の比較がおすすめで、転職支援やキャリアサポートがない一方、月額1万円以下の安い費用でプログラミングを学習できるオンラインサービスも。

自分のペースで学びたい、独学で隙間時間に効率よく学びたい場合、講師のマンツーマンレッスンや質問対応などのサポートが充実したプログラミングスクールと比較して安い料金で利用できるオンラインのプログラミング学習サービスもおすすめです。

なぜプログラミングスクールの需要が高まっているのか?

プログラミングスクールの需要が最近高まっているのは、プログラマーへの転職を考える人が増えてきているためです。

プログラマーへの転職希望者が増えたのは、以下の2つが関係しています。

  • プログラム関連の求人数が増加し、専門職としての需要が高くなった
  • プログラマー・エンジニアなどの職業で得られる年収に注目が集まった

プログラマーはPCさえあれば、自宅や外出先でも業務が行えます。
専門的な技術や知識が必要となる職業であるため、他の副業に比べて収入も比較的高額です。

またプログラミングに関するスキルや知識は、習得しておけば様々な分野で役立ちます。
アプリ・ゲーム・システム開発など、仕事としての需要も非常に高いです。

こうした理由から、近年はプログラミングスクールの受講者数が急増しました。
受講者の数が増えた結果、プログラミングスクール自体の需要も高まったという訳です。

ここでは、それぞれの理由について詳しく解説します。

エンジニアの有効求人倍率は9%近くある

プログラミングスクールの需要が高まっている理由は、有効求人倍率が約9%だからです。
転職情報サイトDODAの転職求人レポートによると、2021年7月のIT・通信系の有効求人倍率は9.17%以上でした。

事務・アシスタント系の約6%を比較しても、約3%の差があります。
このように、企業のエンジニアに対する需要はここ数年でかなり高くなりました。
その結果さまざまな人達がエンジニアへの転職を考えるようになり、プログラミングスクールを受講するようになったのです。
最近はプログラミングスクールの数も徐々に増えており、この状況はまだしばらく続くと思われます。

プログラマー・エンジニアの年収比較

プログラミングスクールの需要が高まった理由には、プログラマー・エンジニアの年収も関係しています。

プログラマー・エンジニアの年収比較は、以下の通りです。

職種 年収
プログラマー 300万円~500万円
エンジニア 542万円

プログラマーの平均年収は、300万円~500万円です。
ただし、システムの種類やプログラミング言語によるので、参考程度にしてください。

エンジニアの平均年収は、542万円です。
システムアナリストやITコンサルタントは1,000以上を目指せます。
年収の高いエンジニアランキングは、以下の通りです。

第1位 システムアナリスト 1,609万円
第2位 情報アーキテクト
UI/UXデザイナー
1,000万円
第3位 ITアーキテクト 975万円
第4位 システムコンサルタント 932万円
第5位 フロントエンドエンジニア 809万円
第6位 システムコンサルタント
(ネットワーク・通信)
807万円
第7位 パッケージ導入コンサルタント
(ERP・SCM等)
650万円
第8位 セキュリティコンサルタント 638万円
第9位 プロジェクトマネジャー 638万円
第10位 プリセールス・セールスエンジニア 609万円

副業でも可能なプログラミング案件の単価比較

プログラマーは稼げる言語を習得し、エンジニアはコンサルタントやアナリストを目指すと高収入が期待できます。
言語別のプログラミング案件単価を比較します。

【言語別のプログラミング案件単価一覧】

言語 単価
Ruby 【1年目】月50万円~60万円/年600万円~720万円
【2年目】月60万円~70万円/年720万円~840万円
【3年目以降】月70万円~80万円/年840万円~960万円
PHP 【1年目】月40万円~50万円/年480万円~600万円
【2年目】月60万円~70万円/年720万円~840万円
【3年目以降】月70万円~80万円/年840万円~960万円
Go 【1年目】月50万円~60万円/年600万円~720万円
【2年目】月60万円~70万円/年720万円~840万円
【3年目以降】月70万円~80万円/年840万円~960万円

他言語の経験があると、単価表+5~15万円の単価になります。つぎにエージェント別のプログラミング案件単価を比較します。

【エージェント別のプログラミング案件単価一覧】

エージェント名 平均単価
PE-BANK 月66万円(年800万円)
DYMテック 月70万円~120万円(年840万円~年1,440万円)
レバテック 月71万円(年862万円)

プログラミングスクールの闇とは?通うのは本当に無駄?

「プログラミングスクールには闇がある」「通うのはお金の無駄」という噂がありますが、そんなことはありません。
きちんとしたカリキュラムや受講環境が用意されているスクールを選択しておけば、きちんとしたプログラミングが学べます。

ただしプログラミングスクールを選択する際は、以下の点に注意が必要です。

  • 申請前にプログラミングスクールの受講内容をよく確認する
  • 自身の目的がプログラミングスクールの目的と合致しているか確認する

プログラミングスクールの中には、カリキュラムや講師の質などに問題を抱えているスクールがいくつか存在します。
充実したカリキュラムでしっかりプログラミングを学ぶためにも、スクールの講座内容は必ず確認しましょう。

選んではいけないプログラミングスクールの特徴

市場規模の拡大もあり、プログラミングスクール業界への参入企業も増加しています。
一方で、カリキュラムや講師の質が悪い「ブラックなプログラミングスクール」が存在します。
そんなプログラミングスクールを避けるには、8つの特徴を知りましょう。

【選んではいけないプログラミングスクールの特徴】

  • オリジナル教材をおすすめされる
  • 転職までのロードマップがない
  • 実務経験/実績なしの講師が多い
  • 質問回数が制限がある
  • ポートフォリオ制作のサポートなし
  • 転職サポートなし
  • 未経験者向けの人材紹介事業事業(SESなど)をしている
  • 助成金・補助金だけで稼ぐ企業

できる限り該当しないプログラミングスクールを選びましょう。

プログラミングスクールをおすすめできない人の特徴

プログラミングスクールをおすすめできない人は、8つの特徴があります。

【プログラミングスクールをおすすめできない人】

  • 自主学習ができない人
  • 自分で調べられない人
  • 質問力がない人
  • ノウハウコレクター
  • 論理的思考ができない人
  • 課題解決力がない人
  • コミュニケーションが苦手な人
  • スクール費用がない人

ここで、あなたは「8つの特徴に当てはまるから、プログラミングスクールは辞めよう」と考えるかもしれません。

しかし、上記のスキルを磨けるプログラミングスクールもあります。現時点でスキルも人間力も高くなくても、成長できるプログラミングスクールを選びませんか?

プログラミングを学び、エンジニアになるためには

・伸びしろのある実務経験があるか
エンジニアとしての実務経験はなくても、前職でプロジェクトにおいて役割をもって問題解決を経験している方などは、成長の伸びしろを感じます。
・プログラミングを学ぶ熱量があるか
プログラマーとしての実務経験がない状態なので、足りていないスキルや経験をキャッチアップする意欲がどのくらいあるかを重視します。
プログラミングの習得だけに限っていえば、数ヶ月でそこまで大きな差は出ません。
そのため、「既定の課題をこなしました」ではなく、「作りたいものがあってオリジナルの開発をした」などの話が聞けるといいですね。

オリジナルといっても大がかりである必要はなく、スキルのキャッチアップをして、自分なりの視点を反映する経験をしてそれらを語れることが重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回紹介した特徴を踏まえて自分にあったプログラミングスクールを見つけてみてください!

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