楽天カードはなぜ人気?メリット・デメリットについて解説!

クレジットカード

入会特典キャンペーンのCMでおなじみの楽天カードは、数あるクレジットカードのなかでも特に人気のあるカードです。

楽天カードが人気な理由は主に3つ

  • 還元率が常に1%!さらに最大で16%
  • 年会費が永年無料
  • 新規入会&利用特典で5,000~8,000ポイントを獲得できる

この記事では、この3つの特徴に加え、楽天カードのメリット・デメリットについても詳しく説明していきます。

楽天カードの基本情報

楽天カードの基本的なスペックは表のとおりです。

発行会社 楽天カード株式会社
年会費 永年無料
申込条件 18歳以上
国際ブランド VISA
Mastercard
JCB
American Express
ポイント種類 楽天ポイント
ポイント還元率 1.0%~3.0%(100円=1ポイント)
電子マネー スマホ決済
楽天Edy
Apple pay
Visaのタッチ決済
交通系電子マネーなど
ETCカード 年会費 550円(税込)
家族カード 年会費 無料
付帯保険 海外旅行保険
最高2,000万円
カードデザイン パンダ
楽天イーグルス
バルセロナ
ディズニーなど
新規入会&利用特典 最大7,000~8,000ポイントプレゼント

楽天カードのメリット・デメリット

楽天カードのメリット・デメリットについて順番に説明していきます。

メリット

楽天カードのメリットは以下の通りです。

      1. 年会費無料
      2. ポイント還元率が高い
        • 楽天市場で還元率3%!最大で16%
        • 楽天ポイントカードでポイント2重取り
        • 楽天Edy・楽天ペイも便利でお得!
        • Suicaのチャージに使うのもおすすめ
      3. ポイントの使い道が多い
        • 全国のお店で利用可能!
        • キャッシュバック(ポイント支払い)もおすすめ
        • その他の楽天系サービスでもお得
      4. ポイントUPキャンペーンが豊富
        • お得な新規入会キャンペーン
        • 新規入会時に楽天Edyの機能も付けると500円もらえる!
        • 楽天プレミアムカードへの切り替えで3,000ポイントもらえる!
      5. 楽天銀行の金利アップ
      6. 楽天カードで投信積立ができる
        • 毎月積立額の1%分ポイントが貯まる
        • 利用残高内で投資できる安心制度

1.年会費無料

楽天カードの年会費は永年無料!

その年に1度も使わないと翌年は年会費が発生するといったクレジットカードもありますが、楽天カードにはそういった心配はなくずっと年会費無料で利用できます。

2.ポイント還元率が高い

楽天カードの特徴は何といっても還元率が高いこと!

年会費が無料なうえに、基本還元率は1%とコスパ最強のカードです。

一般的なクレジットカードでは「1000円で1ポイント」「200円で1ポイント」といったものが多いですが、楽天カードは街でのお買い物や公共料金の支払いなど、楽天市場以外の利用でも100円で1ポイントが還元されます。
そのため、ふだんの買い物や公共料金の支払いに楽天カードを利用すれば、かなり効率的にポイントを貯めることができるのです。

①楽天市場でポイント還元率3%!最大で16%

楽天が運営している「巨大ショッピングモール「楽天市場」には、SPU(スーパーポイントアッププログラム)と呼ばれるポイント還元の優遇制度があります。

  • 楽天市場での還元率は以下のような条件で高くなっていきます。
  • 楽天カードで決済 +2%(計3%)
  • 楽天カード(プレミアム・ゴールド)で決済 上記+2%(計5%)※1
  • 楽天市場アプリからお買い物 +0.5%(計5.5%)
  • 楽天銀行からの引き落としで +1%(計6.5%)
  • 楽天モバイルの通話SIMを利用 +2%(計8.5%)

と、ポイント還元率は最大16%まで上げることが可能です。全ての条件をクリアするのは難しいかもしれませんが、楽天カードを使うだけでも3%が還元されるのでかなりおトクです。

※1 プレミアム・ゴールドカードは年会費がかかるので、年会費がかからない通常の楽天カードでは、ポイント還元率は最大14%になります。

楽天市場アプリ経由で還元率4%

楽天市場で買いものをすれば、誰でもポイント還元率3%になる優待が受けられますが、スマートフォンに「楽天市場アプリ」を入れてアプリ経由で購入すれば、プラス1%の優待を受けることができます。

つまり楽天市場アプリを使って買い物をすれば、ポイント還元率は4%ということです。

楽天市場以外のサービスもSPUの対象

楽天カード以外のサービスもSPUの対象となっており、サービスの利用状況次第でポイント還元率は最大14%にまでアップします。

  • 楽天市場利用で3%ポイント還元
  • 楽天トラベル利用で2%ポイント還元
  • 楽天ペイの支払い先設定&利用で1.5%ポイント還元
  • 東急ストアやセイユーでもポイントがたまる&使える
  • スーパーやガゾリンスタンドなど幅広いジャンルの店でポイントを利用可能
  • Suicaへのチャージで0.5%ポイント還元
  • ETCカード利用で1%ポイント還元

といったようにポイント還元に関して様々なメリットがあります。お店でもネットでもお得にお買い物ができるカードです。

②楽天ポイントカードでポイント2重取り!

楽天カードは楽天ポイントカードも一体となっていますので、「楽天ポイントカード加盟店でポイント2重どりができる」のがお得です。

例えば、マクドナルドやロイヤルホストなどでは、ポイントカード提示で100円につき1ポイントが貯まります。
つまり、楽天カードで決済すると、クレジット利用の1%を合わせてポイント還元率2.0%になります。

楽天ポイントカード加盟店でポイントカード提示すると、加盟店ごとの還元率設定に従ってポイントが貯まるので、積極的にカード決済を利用しましょう。

楽天ポイントカード加盟店例

ジャンル お店
飲食店 マクドナルド
すき家
はま寿司
ミスタードーナツ
カレーハウスココ壱番屋
リンガーハットなど多数
コンビニ ファミリーマート
デイリーヤマザキ
セイコーマート
ポプラなど
スーパー 西友
サニー
レガネット
東急ストア
大丸など
ドラッグストア ツルハドラッグ
くすりの福太郎
サンドラッグなど
ガソリンスタンド 出光
ENEOS
シェル
コスモ石油など
家電 ビックカメラ
ジョーシン
コジマ
ソフマップなど
その他 ジュンク堂書店
ライトオン
スーツセレクト
スポーツデポ
好日山荘など

あくまで一部ですが、よく利用しているお店もあるのではないでしょうか?
楽天ポイントカード加盟店は楽天ポイントカード公式ウェブサイトでも確認できるので、ぜひチェックしてみてください。

③楽天Edy・楽天ペイも便利でお得!

楽天ペイや楽天Edyなど、「楽天系列のキャッシュレス決済」を合わせて利用すると、会計もスムーズです。

楽天ペイやEdyは加盟店数も多く、ポイントを貯める機会も多くなります。コンビニやドラッグストア、ファッションビルなど身近な店舗で活用していきましょう。

楽天Edy

楽天カードからのチャージで0.5%、楽天Edy支払いで0.5%、あわせてポイント還元率は1%です!
1%はカード決済と同等の還元率ですが、楽天カード付帯のEdyを使うとカードをかざすだけで会計が完了し、支払いが簡単です。
また、楽天ポイントカードと併用することでポイントの2重取りも可能です。

楽天ペイ

楽天カードからのチャージで0.5%、楽天ペイ支払いで1%、あわせてポイント還元率は1.5%です。
さらに「楽天ポイントカード提示+楽天ペイで支払い」で還元率最大2.5%!

Apple Payも利用可能

楽天カードはAmerican Express以外、つまりVISA・JCB・Mastercardのいずれかのブランドを選べば、Apple Payも利用可能です。(厳密にはVISAはデメリットがあるので△)

④Suicaのチャージに使うのもおすすめ

楽天ペイアプリを使えば、楽天カードでSuicaのチャージをすることができます。また楽天カードで貯まったポイントもSuicaへチャージすることもが可能です。

Suicaは全国の電車やバスはもちろん、「イオン」や「イトーヨーカドー」など全国100万ヶ所以上で使えます。つまり楽天ポイントカードや楽天ペイが使えないお店でも楽天ポイントが使える、ということです!

200円につき1ポイントであるため還元率は若干低いですが、楽天カードでSuicaをチャージできるのは大きなというメリットだと言えるでしょう。

3.ポイントの使い道が多い

楽天カードは「ポイントの使い道が多い・使いやすい」ことも大きなメリットです。

1ポイント=1円で使うことができ、様々なサービス・お店で現金のように支払いに利用できます!

①全国のお店で利用可能!

貯めた楽天ポイントは、普段の買い物で使うこともできます。ファミリーレストランやカフェなどの飲食店やガソリンスタンド、スーパーなど、幅広いジャンルのお店でポイントの利用が可能です。

②キャッシュバック(ポイント支払い)もおすすめ

「楽天ペイや楽天ポイントカードが使えるお店を探すのが面倒…」という方は、「キャッシュバック(ポイントを請求額に充当)」がおすすめです!

貯まったポイントを1ポイント=1円として、月々の支払いに充てることが可能で、手続きは、楽天e-NAVIから簡単に行えます。

【楽天ポイント支払い手続き】

  1. 毎月12日~最長24日まで楽天e-NAVIで申請可能 ※1
  2. 1ポイント=1円で1円単位で申請できます
  3. 請求額からポイント分を差し引いた額が当月27日の引き落としに ※2

※1 銀行によって最終締め日が変わります
※2 ただし、キャッシュバックに利用できるのは通常ポイントのみです。「期間限定ポイント」「他社から交換したポイント」「楽天キャッシュ」は対象外となります。

③その他の楽天系サービスでもお得

「楽天市場」をはじめ「楽天モバイル」「楽天でんき」「楽天証券」など様々な楽天サービスで楽天ポイントは使えます!

  • 楽天ポイントは楽天経済圏で使いやすい
  • 楽天モバイルの料金をポイント支払いする
  • 楽天ブックスで漫画や本をポイント支払いで買う
  • 楽天デリバリーでピザをポイントで宅配する
  • 楽天証券でポイントを使って積み立て投資をする

4.ポイントUPキャンペーンが豊富

「楽天カード×楽天市場」は簡単に還元率がアップできてお得ですが、さらにポイントアップキャンペーンを絡めると楽天市場でもっと還元率がアップします!

例えば、毎月5と0のつく日は楽天市場での買い物でポイントが2倍になるキャンペーンなどが開催されています。

楽天系サービスはとにかくポイントに強く、
お買い物マラソンや東北楽天ゴールデンイーグルス感謝祭などはその最たる例で、ポイント44倍という最大値になるケースもあります。

①お得な新規入会キャンペーン

楽天カードの場合、期間によって次の3パターンの入会キャンペーンが主流です。

  • 常時:5,000ポイント
  • 年7~8回程度:7,000ポイント
  • 年4~5回程度:8,000ポイント

他のクレジットカードの場合、新規入会&利用キャンペーンでもらえるポイントの獲得条件が厳しく、実際はそれほどもらえないケースも少なくありません。

楽天カードは基本的に「新規入会+カードを一回利用」とハードルが低く、しっかり特典ポイントをもらえるのも大きなメリットと言えるでしょう。

②新規入会時に楽天Edyの機能も付けると500円もらえる!

楽天カードについている「楽天Edy」は、JRの電子マネーSuicaと同じように、カードにチャージをしてから使う「プリペイド型」と呼ばれるタイプの電子マネーです。

楽天カードの新規申し込み時に、楽天Edyの機能付帯にチェックを入れればもれなく500円をチャージした状態で楽天カードを発行してくれます。

③楽天プレミアムカードへの切り替えで3,000ポイントもらえる!

楽天カードから楽天プレミアムカードへの切り替えで3,000ポイント獲得できます。

常時開催しているので、すでに楽天カードを持っていて、楽天プレミアムカードへの切り替えを検討している場合はお得に切り替えることができます。

「原則として20歳以上の安定収入のある方」であれば申込みが可能なので、ステータスが高いクレジットカードを持ってみたいという方は検討してみてください。

5.楽天銀行の金利アップ

楽天カードの引き落とし口座を、同じグループの楽天銀行の口座にすると、楽天銀行の普通預金の金利が2倍になります。

ちなみに楽天銀行でもキャッシュカードとクレジットカードが一体になったタイプを発行していますが、楽天Edyや楽天ポイントカードはついていません。楽天カードをお得に貯めるためには楽天カードがおすすめです。

6.楽天カードで投信積立ができる

楽天カードと楽天証券を組み合わせることで、投信積立でポイントを貯めながら、貯まったポイントで積立もできるという、楽天グループならではの相乗効果があります!

毎月5万円まで楽天カード決済で投信積み立ての引き落としが可能。
(楽天キャッシュを併用すれば最大10万円まで!)
「特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISA」が対象

①毎月積立額の1%分ポイントが貯まる

楽天カード決済なら100円につき1ポイントの楽天ポイントが楽天カードより付与されます。貯まった楽天ポイントでも投信積み立て可能です。

例えばつみたてNISAで毎月3万円楽天カード決済で積み立てたら、1年間で3,600ポイント貯まります!
利用方法も簡単で、「楽天証券で投資信託を選ぶ」「積み立て注文方法を楽天カードにするだけです。

楽天ポイントを使って投資信託を購入するとポイント+1倍となりさらにお得なのでおすすめです。

②利用残高内で投資できる安心制度

認証時に登録カードを利用できない場合は、認証エラーとなり、翌月のクレジットカード決済による投信積立は実施されません。

また、積立指定日に金融機関口座内の残高が足りなかったときに、積立注文が行われないことを防げます。

そのため、利用残高内での投資が可能となり安心です。

さらに、引落先に指定した銀行口座や証券口座へ事前入金する手間が省け、利便性も増します。

デメリット

では楽天ポイントカードのデメリットを紹介していきます。

  1. ポイントの有効期限は1年間
  2. ETCカードは有料
    • 家族カードは無料
  3. 公共料金の還元率が0.2%
  4. コールセンターに電話がつながりにくい
    • オペレーターへの電話は有料であるため注意が必要
  5. 広告メールが多い
  6. 楽天カードを失くしたら、電子マネーEdyのお金は補償されない

1.ポイントの有効期限は1年間

楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2つがありますが、通常ポイントの有効期限は、最後にポイントを獲得した月を含めた1年間がポイントの有効期限になります。
そのため、JCB CARD Wのポイント獲得月から2年間の有効期間と比べると期限が短いように思えます。しかし、ポイント有効期限内に1度でもポイントを獲得すれば、有効期限は何度でも延長されます。
つまり、1年以内にポイントを獲得し続ければ、ポイントの有効期間は毎回延長され、実質有効期間が無期限になります。

一方、特定のキャンペーンで付与される期間限定ポイントは、使用用途が限られているうえに、キャンペーンごとに有効期限が違います。
そのため、期間限定ポイントはうまく使い切れないということがありますが、楽天ペイを利用することで期間限定ポイントを普段の買い物の支払いに使うことができるため、ポイントを無駄にせず使い切ることができます。

2.ETCカードは有料

ETCカードに関しては年間550円(税込)の年会費がかかります。

ただし、楽天会員ランクがダイヤモンド・プラチナの人や楽天ゴールドカードの場合はETCカードの年会費はかかりません。

楽天ETCカードは楽天カードと同様に100円の利用につき、1ポイントのポイントがたまります。

ETCカードを挿したまま高速道路の利用をするだけで勝手にポイントが貯まるのでとてもお得になります。

①家族カードは無料

楽天カードは家族カードも年会費無料で発行できます。(もちろん還元率等は同じ)

楽天カードを申し込む際に同時に、あるいは楽天e-NAVIから簡単に追加で申し込むことも可能です。

3.公共料金の還元率が0.2%

2021年6月1日から、電気・ガス・水道などの公共料金のポイント還元率が1%から0.2%に変更されてしまいました。

つまり、いままで100円につき1ポイントであったのが、変更後は500円につき1ポイントの還元になってしまった、ということです。

4.コールセンターに電話がつながりにくい

楽天カードは、人気カードゆえに、コールセンターに電話がつながりにくいということがしばしば起こります。紛失や盗難など早急に連絡を取りたい場合には困る可能性があります。

①オペレーターへの電話は有料であるため注意が必要

コールセンターに関するデメリットは、電話が繋がりにくいところだけではありません。

オペレーターへの通話料は有料となっています。
オペレーター側の対応が遅い場合は通話料が膨らんでしまうので、通話時間に注意してください。

通話料をかけたくない場合は、フリーダイヤルがある自動音声を利用しましょう。

5.広告メールが多い

楽天カードを契約すると、メールマガジンやキャンペーン情報など多様なメールが届きます。初期設定の状態で「メールの配信頻度が多い」と感じる場合は、楽天e-naviで設定が可能です。

6.楽天カードを失くしたら、電子マネーEdyのお金は補償されない

楽天カードは紛失・盗難した場合、専用窓口に連絡して、すべての機能を停止して再発行する手続きをおこないます。

その際、楽天カードに付帯している電子マネーの楽天Edyにチャージされている残高は保証されず、再発行した楽天カードに引き継ぐこともできません。

他社のほとんどの電子マネーは紛失・盗難の際、使用停止の手続きをした段階で残っているチャージ残高は保証されるので、その点でいえば楽天カードは劣っているといえます。

注意点

楽天カードを発行する際に注意すべき点が3つあるので、ここで紹介します。

  • 利用明細を郵送してもらう場合は有料
  • 海外旅行保険は無料カードのみ条件あり
  • 本人認証サービス(3Dセキュア)に登録しておくのがおすすめ

明細書を郵送してもらう場合は有料

楽天カードには「郵送明細」と「Web明細」の2種類があり、好きな方を選択することができます。

多くのクレジットカード会社同様、楽天カードも環境への配慮としてWeb明細に切り替えを推奨しています。

Web明細の利用料金は無料で、翌月12日頃から「楽天e-NAVI」上で確認できます。一方の郵送明細には発行手数料として84円(税込)がかかり、利用した翌月の20日前後に自宅へ届きます。

郵送明細を1年間利用すると、年間で1,008円(税込)の費用がかかります。特別な理由がなければWeb明細を利用する方がよいでしょう。

郵送明細・・・1回84円(税込)
Web明細・・・無料

旅行保険は自動付帯ではなく利用付帯

楽天カードの付帯保険は「最大2000万円の海外旅行傷害保険」のみが基本です。国内旅行傷害保険については楽天プレミアムカードと楽天ビジネスカード以外は対象外となっています。また、ショッピングガード保険も「なし」が基本となるので、補償面ではやや物足りなさを感じるかもしれません。

クレジットカードに付帯する保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2パターンがあります。

「自動付帯」とはクレジットカードを持っているだけで自動的に保険が付帯され、一方「利用付帯」とはクレジットカードを持っているだけでなく、旅行の際の交通費などをクレジットカードで支払った場合に保険が付帯されるというものです。

楽天カードは後者の「利用付帯」となるため、海外旅行に行く際は飛行機代やツアー代金を楽天カードで支払う必要があります。
また、空港までの電車賃やタクシー代は保険の適用条件になりませんので注意して下さい。

3Dセキュアには必ず登録しよう

3Dセキュアとは、インターネットでの買い物をより安全にするために使われる本人認証サービスです。

このサービスに対応している加盟店で買い物をすると、クレジットカード情報に加え、自身が設定しておいた「本人認証パスワード」の入力が要求されます。これを入力することにより、なりすましなどの不正利用が避けられる可能性が高まります。

3Dセキュアの利用は無料ですが、自分で楽天e-NAVIから登録しておく必要があります。最近ではネットでの犯罪がますます増えていることもあり、安全のためにも登録をしておくべきでしょう。

他の人気カードと比較

三井住友カード

楽天カード、三井住友カード(NL)はどちらも年会費無料です。基本還元率は楽天カードの方が1.0%と高くなっています。

一番の違いは最大還元率で、楽天カードは楽天市場利用時に最大15.0%、三井住友カード(NL)はセブンイレブン・ローソンなど利用時に最大5.0%が還元されます。

そのため、楽天グループを利用するのであれば楽天カード、コンビニを多く利用するのであれば三井住友カード(NL)と、用途によってカードを選ぶと良いでしょう。

JCB CARD W

楽天カードとJCBカードWはどちらも年会費が永年無料で還元率は1.00%~5.50%です。

1点注意したいのが入会時の制限の有無です。楽天カードの入会には年齢制限がない一方で、JCBカードWは18歳〜39歳までという年齢制限があります。

還元率が高いカードをお求めの方で、年齢制限をクリアしている方はJCBカードWの発行を検討してみても良いでしょう。
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合

申し込み方法

楽天カードの申し込み方法や審査、解約について説明していきます。

インターネットから簡単申込み

楽天カードはインターネットから簡単に申込むことができます。

【申し込み手順】

  1. 楽天カードの公式サイトへアクセスする
    楽天会員でない場合は、まず楽天会員の登録を行う(無料)
  2. ID・パスワードでログインし、「楽天カードに入会」をクリックする
  3. 入会するカードの種類を選択する
  4. 画面の指示に従って必要事項を入力していく
  5. 「申し込み完了メール」を受け取る

楽天カードの申し込みでは、基本的に本人確認が必要がないため、移動中や仕事の休憩中にでも申込みをすれば、簡単に楽天カードをもつことができます。

審査は主婦、学生でも通りやすい

楽天カードの審査基準は、満18歳以上であることです。

つまり、18歳以上であれば、学生であっても申込めます。ただし、何かしらの形で返済ができることを示す必要があります。

学生の場合は「自分自身でアルバイトをしている」、あるいは「保護者が働いていて収入がある」という状況なら審査に通る可能性があります。

また、無職である専業主婦でも配偶者の収入があれば、楽天カードをつくれる可能性は十分にあります。実際に、収入面が気になる主婦や学生・フリーターの方でも多くの方が楽天カードを利用できています。

審査スピードは非常に速い

楽天カードは審査スピードに定評がありますが、大抵のクレジットカードと同様に審査通過後に発行されて郵送で届きます。

手元に届くまでは一週間程度かかると考えておきましょう。

審査に落ちる人の特徴

一般的に楽天カードは審査が厳しいということはなく、多くの人が審査に通るようですが、なかには審査に落ちる人がいることも事実です。

審査に落ちる原因は公表されておりませんが、審査が落ちる人の共通点としては以下のことがあります。

  • 審査に落ちる人の共通点
  • 月々のスマホ携帯代を滞納したことがある
  • 以前にほかのクレジットカードで、支払いを滞納したことがある
  • 住所や電話番号などで入力ミスがあり、正しい情報を入力していない
  • 安定した収入源がない

いずれかに当てはまる場合は、審査に落ちてしまう可能性があるので、今からクレジットカードを作る方は、支払いの滞納などに気をつけてください。

楽天カードをつくったら

楽天e-NAVI(イーナビ)で利用明細の確認

楽天カードをつくったら、最初に覚えておきたいのが、楽天カード会員専用のログイン画面、通称「楽天e-NAVI」です。

自分の楽天ポイント数や利用明細の確認、住所、電話番号、暗証番号、メールアドレス、パスワード、口座などの確認や変更ができます。

解約は電話ですぐできる

楽天カードの解約は電話での手続きのみとなります。「楽天e-NAVI」やメールでの手続きには対応していませんので、楽天カードコンタクトセンターの営業時間内に電話をしなければなりません。

また、楽天プレミアムカードおよび楽天ゴールドカードの場合は、カード裏面に記載されている電話番号にて解約を行います。

 

◆楽天カード自動音声専用ダイヤル(無料)
0120-30-6910(24時間・年中無休)
※上記が利用できない場合092-474-9255(有料)を利用

◆楽天カード株式会社コンタクトセンター(有料)
0570-66-6910(9:30~17:30)
※上記が利用できない場合092-474-6287(9:30~17:30)を利用

楽天カードの種類

楽天カードには全部で8種類のカードがあり(ブラックカードを除く)、それぞれ年会費や利用可能枠、補償内容などが違ってきます。いずれもポイント還元率は1%以上となっており、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことで、よりメリットが増えていきます。

ここでは特に人気な以下の3つについて簡単に紹介します。

  • 楽天PINKカード
  • 楽天ANAマイレージクラブカード
  • 楽天ゴールドカード

女性におすすめ!楽天PINKカード

楽天PINKカードは、女性向けの楽天カードです。楽天カードの機能をすべて完備しているうえにPINKカードならでは特典が充実しているので、日々の生活をより安心に過ごしたい女性にぴったりです。

マイルを貯めるならこれ!楽天ANAマイレージクラブカード

楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カードにANAマイレージクラブが付帯しているクレジットカードです。マイルを貯めて旅行を楽しみたい方に向いています。

ワンランク上のサービスが得られる!楽天ゴールドカード

楽天ゴールドカードは、スタンダードな楽天カードよりもワンランク上の優待が受けられるカードです。毎月2万円程度楽天市場で買い物するのであればゴールドがおトクです。

楽天カードはこんな人におすすめ

楽天カードの最大のメリットは、楽天ポイントによる高い還元率です。このため、楽天カードが特におすすめな方は、日ごろから楽天ポイントを活用している方だと言えます。特に楽天市場などの楽天グループのサービスを利用している方におすすめです。

まとめ

ここまでの説明で、楽天カードのメリットについて理解していただけたかと思います。いくつかのデメリットはあるものの、そのれらの大半は使い方の工夫次第であまり問題ではなくなります。それ以上に、年会費無料や高い還元率はメリットであると言えます。

楽天カードを持っている人も持っていない人も、楽天カードならではの魅力を知って、もっとお得に便利に使いこなしていきましょう。

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