就活エージェントとは?
就活エージェントとは専任のキャリアコンサルタントが就職活動の始めから終わりまでを支援してくれるサービスです。
就職活動において、「自己分析が上手くできない」「行きたい企業がわからない」という初期の段階での悩みは多いと思います。
また就職活動が進む中で「面接日程がバッティングしてしまった」「内定獲得後どうすればよいかわからない」など新たな悩みも出てきます。
これらの悩みに対してキャリアコンサルタントが面談を行い、悩みの解消に向けたアドバイス行ってくれるのが、就活エージェントです。
似たようなサービスに就活塾というものがありますが、就活塾は有料のサービスになるので、当サイトでは無料で使える就活エージェントの利用を推奨しています。
就活エージェントは就活の進め方が分からない人におすすめ
就活生の中には、「就活を始めたいけれど何から始めていいのか分からない」「自分が正しい就活の進め方をできているのかわからない」という方も多いと思います。
就活情報サイトには就活の事前準備から就職後に役立つ様々な情報まで掲載されているので、就活の全体像を把握したり企業を探す参考にもなります。
また、就活や採用情報を熟知したアドバイザーが企業選びのポイントや面接対策、日程調整など、様々な相談やアドバイスをしてくれます。
一人で何をして良いか分からなかった就活生でも、アドバイザーと二人三脚で進めていくことができるので、学業と併用しながら、一番効率の良い方法で就活を進めることができます。
就活エージェントと求人サイトの違いについて
多くの就活生が就活エージェントよりも「求人サイト」をメインに使います。
求人サイトとは、マイナビやリクナビのように求人が掲載されているナビサイトのことです。
これら求人サイトと就活エージェントの違いを一覧化しておきます。
就活エージェント | 求人サイト | |||
---|---|---|---|---|
求人数 | ◯ | 100社〜1000社程度 | ◎ | 100社〜3万社 |
求人の質 | ◎ | 自分に合った求人を紹介してもらえる | △ | 求人の質は千差万別 (自分で判断する必要がある) |
利用しやすさ | △ | 面談が必要(オンライン有) | ◎ | サイトにアクセスするだけ |
差別化 | ◯ | ちゃんと利用している就活生は少ない | △ | ほとんどの就活生が利用 |
選考支援 | ◎ | ESの添削から面接対策までしてくれる | △ | 選考支援に関する情報はほぼない |
利用料金 | ◎ | 完全無料 | ◎ | 完全無料 |
内定獲得スピード | ◎ | いきなり面接に参加できることが多い | △ | 企業の指定するスケジュールに沿う |
それぞれに良さがあるので、両方とも併用することがおすすめです!
就活エージェントは利用しやすさと求人数では求人サイトに大きく劣ります。
また、利用するために就活エージェントとの面談が必要なので、そこは少し手間がかかる部分かもしれません。
しかし、その他の面を見ると利用メリットはかなり高いと言えます。
併用が基本!新卒エージェントの賢い使い方
企業紹介やキャリアカウンセリング、面接対策など、あらゆる面で就活を手助けしてくれる就活エージェントですが、エージェントによってそれぞれ強み・弱みがあります。そのため、複数のエージェントに登録をして、幅広く情報収集を行うのがおすすめです。
就活エージェントは基本的に、学生の利用料は無料。複数社登録しても金銭的な負担はありません。
ただ、登録しすぎると、エージェントとの面談で予定が埋まってしまったり、メールが山のように届いたりと、かえって面倒なことにもなりがちです。
複数社登録すべきとは言いましたが、本来の就職活動の邪魔にならないようある程度厳選して数社に絞って利用しましょう。
次からは、さっそく就活エージェントの賢い選び方についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
就活エージェントの選び方
就活エージェントを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
① 求人数かサポート力か。大手と特化型を使い分けよう
就活を始めたばかりで、行きたい業界や業種がまだ固まっていない場合は、求人数が圧倒的に多い大手就活エージェントがおすすめです。ただし、大手のエージェントは登録者数も多いため、きめ細やかなサービスはあまり期待できません。
こちらから働きかけなければ放任されてしまうことが多いため、主体的に動くことができる方にはおすすめです。
一方、カウンセリングやES添削・面接対策を強みとしている、サービス特化型エージェントもあります。
就活が進んで、具体的な就活対策をしたい場合は、特化型の就活エージェントを使うといいでしょう。
特化型の就活エージェントでは専任のエージェントがつくことが多く、一人ひとりに合ったサポートをしてくれるのでより効率よく就活が進めることができます。
② 行きたい業界・自分のタイプに強いエージェントを選ぶ
幅広いタイプの学生をカバーしているエージェントの場合、自分は文系で総合職を志望しているのに、プログラマーを勧められたりすることがあります。ミスマッチを防ぐためにも行きたい業界が決まっているようであれば、その業界に強い就活エージェントを選ぶのがおすすめです。
また、特定の業界に強みを持っているだけでなく、優良企業であると判断した会社しか扱っていないエージェントも存在します。留学経験者や女性に向いている求人探しができるなど、自分の強みや特徴を活かせるエージェントかどうかも就活エージェントを厳選する上では大切なポイントです。
③ 早く結果を出したいなら、募集から採用までの期間を重視
就活に出遅れてしまった場合や、早めに1社内定をもらっておきたい場合など、早めに結果を出したい方は、採用まで短期間で決まる求人のあるエージェントがおすすめです。
そのエージェントだけの特別選考枠を持っていたり、企業の人事と最初から直接話ができたりと、独自の仕組みを持っている新卒エージェントが多数あります。スピード感を重視する方は、採用までの道のりについても確認しておきましょう。
④ より深く企業を知るなら、インターンシップも扱うエージェントを選ぼう
就職する前に、企業で就業体験ができるインターンシップ。仕事についての理解を深めたいという方は、インターンシップの紹介も行っているエージェントを選ぶとよいでしょう。
本格的に選考が始まる前にインターンシップに参加しておくと、業界や職種について深く知ることができ、より自分に合った就活が行えるようになります。
就職してから後悔しないよう事前にどんな会社であるかを見ておくことは大切です。
⑤ 家の近くに拠点があるかチェック
新卒エージェントのほとんどは都市部に集中しています。新卒エージェントではカウンセリングや説明会に出席する機会も多いため家から行ける場所にエージェントの拠点があるのかどうかも忘れず確認しておきましょう。
新卒の就活はただでさえ移動が多く、かなりの交通費がかかります。労力的にも金銭的にも、なるべく移動が少なくて済むような拠点のあるエージェントを選ぶべきです。拠点が遠い場合は、電話やテレビ電話などで面談が可能な場合もあるので就活エージェントに確認してみましょう。
就活エージェントをうまく活用するポイント・コツ
次の章からランキングを紹介していきますが、その前に「就活エージェントを最大限に活用するコツ」を2つ共有しておきます。
コツ① 複数の就活エージェントを利用すること
就活エージェントをうまく活用するコツは複数利用することです。
なぜ複数の就活エージェントを利用するべきなのか?
その理由は大きく3つあります。
まず単純に複数利用した方が、紹介してもらえる求人の数も幅も増えます。
また複数の就活エージェントを利用することで、それぞれの担当者の質を比較することができます。
(「こっちの担当者さんの方が信頼できるし紹介してくれる求人が良いな」と判断することができるのが、複数利用するメリットです)
コツ② 質の低い担当者は容赦なく切ること
質が低い担当者は容赦なく切りましょう。
就活エージェントは担当者が1人付いてくれるのですが、その担当者の質が低い場合は利用価値が低くなってしまいます。
以下の視点で、就活生側からも担当者の質を判断するようにしてください!
エージェントは無料で利用できるので、切ったとしても他を利用すれば問題ありません。
おすすめの就活エージェント
今回は「利用しやすさ・求人の質・選考支援の質」の3つの観点からおすすめをまとめました。
就活エージェントは複数利用して、担当者を厳選することが重要です。
ぜひ上位の就活エージェントから活用してみてください!
結論としては、就活生の卒業年度や在住によって利用すべきは以下です。
Meets Company
Meets Companyは、日本国内で有名な企業と学生をつなぐ就職イベントの開催や、就活のプロであるキャリアアドバイザーが就活生を無料でサポートしているサービスです。
Meets Companyを活用することで、学生は対面・オンラインでの合同説明会を通して知られざる企業と出会うことができます。
また、キャリアアドバイザーとの面談を行うことで、自己分析からES添削・面接対策までサポートしてもらうことが可能で、希望すればおすすめの企業・求人紹介まで二人三脚で進めることができます。
合同説明会についても、業界を絞らないことで就活の幅を広げられるほか、人事との距離が近い座談会形式なので、社風やサイトなどには載っていないリアルな情報を知ることができます。
キャリアアドバイザー経由で、早期のインターンなど一般的には得にくい情報なども入手することができ、就活を有利に進めるための情報を得ることも可能です。
Meets Companyについては、下記の記事で解説しているので、あわせて参考にしてください。
キャリセン就活エージェント
「プロの視点」で始める就活支援サービス【キャリセン就活エージェント】
キャリセン就活エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーが、個別面談を通して希望や適性に合った企業紹介や選考アドバイスを実施し、多くの学生さんの就活をサポートしています。
キャリアアドバイザーとの個別面談を通して、新たな視点で自分の強みなどの整理ができたり、就活ナビサイトでは出会わなかったような企業と出会うことができます。
ここは、専任のアドバイザーが付く大きなメリットでしょう。
また、具体的なアドバイスや選考結果のフィードバックが受けられるため、選考前の対策だけでなく、選考を進めながら自分自身の良い点や悪い点に気づくことができます。
その結果、『Googleクチコミ★4.5獲得』『年間1000人以上が内定を獲得』『サービスを利用した時の内定獲得率は5.4倍』など結果や満足度に直結してくるのでしょう。
これから就活を始める人にかなりおすすめな就活エージェントです。
アカリク
理系学生の利用率 No.1【アカリク】
アカリクは大学院生や理系学生など研究に忙しい学生の方でも簡単に短期間で内定を獲得できる就活サービスです!
研究も就活も妥協せず、効率よく両立することができます。
独自に厳選したニッチトップ企業から研究を活かせる専門職のスカウトが届くので企業探しは必要ありません!
大学院出身のコンサルタントに就活相談をして、面接対策やES添削なども可能!
企業の現場技術者、エンジニア、研究者と気軽に話せる内定直結の選考イベント<アカリクイベント>も毎月開催中!
新卒ITエンジニア専門の就活エージェント 【レバテックルーキー】
レバテックルーキーはITエンジニアとして、就職したい就活生に一番おすすめのエージェントとなっています。
【レバテックルーキーの最大の特徴】
- 年間3000以上の訪問を通して蓄積された、豊富な情報量を持っていること
- エンジニア業界に精通したプロのアドバイザーによるカウンセリングを受けられること
日本最大規模のIT業界のネットワークで蓄積された、企業の内部情報や職場環境、人柄、企業文化の情報など生の企業情報を入手することができます。
入社してから、「なんか合わない…」「就活失敗したな…」とならないためにも、専門性の高いエンジニアという職種であるからこそ、それを理解したエージェントの支援を受けることは重要です。
JobSpring
JobSpring
1: 学生のキャリアプランに寄り添った企業紹介
手厚くカウンセリングを行い、学生のキャリアに真摯に向き合い企業紹介をします。
また、大手人材紹介サービスですと、最初の面談後はメールで大量に求人が送られてくることが多いですが、JobSpringでは平均3〜4社の紹介となり、本当に学生に合う企業のみを紹介します。
紹介先は500社以上あり、中には非公開のレア求人もあります。
2:経験を積んだエージェントが入社まで手厚くサポート
エージェントのサポートにより、内定獲得の支援を受けることができ、万一不合格となった場合も不合格理由から改善策を考え、選考への戦略を一緒に練ってくれます。
3:イベント・セミナーでプロのノウハウを提供
情報収集や選考対策等のエージェントサポート以外の要望に答えられるコンテンツが充実。
学生が持っているそれぞれの課題に対応したセミナーを提供してます。
UZUZ 新卒
プロのカウンセラーのES添削・面接対策受け放題!新卒エージェント UZUZ
UZUZ 新卒は、以下の4つの点で就活生におすすめのエージェントになっています。
- プロのカウンセラーの「ES添削」が受け放題
- ユーザー満足度97%の面接対策が受けられる
- 厳しい自社基準でブラック企業を徹底排除
- 大手企業からベンチャー企業まで優良企業多数紹介してもらえる
プロのカウンセラーの「ES添削」が受け放題
UZUZでは独自のシステムで、プロのカウンセラーから直接ESを何度でも無料で添削してもらえるサービスを提供しています。
自分で書いたESを、一言一句細かく添削してもらうことができるので、より精度の高いESを完成させることが可能です。
就活では、ESを通過することができなければいつまでたっても内定を獲得することはできないため、より質の高いESを作ることが求められます。
プロのエージェントならではの視点で、企業に人事に評価されるESを作ることができるのはUZUZ就活の強みです。
ユーザー満足度97%の面接対策が受けられる
UZUZでは、「ひろさんチャンネル」という、登録者数4.7万人を超える、高評価率97%のYouTubeチャンネルを運営しています。
内定を獲得するための面接対策法を多数配信しており、全カウンセラーがそのノウハウを身につけています。
とても良いチャンネルなので、就活生にはぜひ目を通していただきたいです。
また、そのような発信活動ができるほどのノウハウをためているエージェントから面接対策を受けられることは、内定への大きな近道になります。ぜひ有効活用していきましょう。
厳しい自社基準でブラック企業を徹底排除
厳格な判断基準を設けてブラック企業を徹底排除しているところも大きな魅力です。
UZUZでは、実際に企業に訪問し、労働環境や教育体制などを細かくチェック。
過去に入社した先輩から、定期的に入社後のフィードバックをもらっているようです。
そのため、会社に所属して実際に働いている人の生の声を聞ける良い機会にもなります。
実際の企業の様子を知っているだけでも、ミスマッチをなくすことが出来るので、それだけでも利用価値は高いでしょう。
大手企業からベンチャー企業まで優良企業多数紹介してもらえる
・ポテンシャルを重視し、新卒を積極採用している企業
・新卒の研修体制が整っていて、長期的に働ける大手企業
・新卒から裁量を持って成長できる注目のベンチャー企業
・今後さらなる発展が期待できる業績好調なトレンド企業
UZUZでは上記のような企業の紹介を受けることができます。
大手〜ベンチャーまで幅広い企業、業界を見たい方は必ず利用すべきです。
Lognavi
Lognaviの強み
- 5万人が診断した適性テストをもとに企業とマッチング
- 大手からベンチャーまで600社以上が導入
- サービスリリース2年で15万インストール
- 適性テスト受験後のスカウト受信率は99.6% (2022年10月時点の24卒数値)
適性テストをもとにAIが自分に合った企業を見つけてくれる就活アプリです。
企業で活躍しているエース社員と学生様に同じ適性テストを受験していただき、テスト結果をもとにAIが自分に合った企業をマッチングするシステムを採用しています。
適性テストの結果から、学生様に相性が良い企業様が上位表示されるようになり、企業様にも相性が良い学生様が上位表示されるようになっております。
入社後のミスマッチをなくすためにも『業界』だけではなく『思考性』をもとに就活をサポートいたします。
就活情報サイト-キャリch
【就活情報サイト-キャリch】
就活情報サイト-キャリchでは就活生にとって有益な情報やコンテンツを配信しています。
2018年にサイトを開設以来、累計600万人以上のユーザーの利用実績あり!
コンテンツ内容はコラムや対策資料などから就活の基礎を固められる情報を充実化させていますので、就活初心者やうまくいかず悩んでいる就活生にとっては利用価値の高いサイトとなります。
キャリchでは会員向けのコンテンツとして就活対策資料をが準備されているので、
・業界別の実際に通過したエントリーシートの回答やガクチカ
・志望動機をまとめた資料
・SPIや自己分析、書類作成面接
といった就活を成功させるうえで避けては通れない関門に対しての対策もまとまっています。
会員登録を行うことでこれらがすべてダウンロードが可能となりますので、今すぐ登録して利用しましょう!
就活エージェントを利用するメリット
就活エージェントは利用の仕方次第では、自分の就職活動における大きな味方となります。
しかし就活エージェントを利用することによって得られるメリットをしっかりと理解できている就活生は意外なほど少ないのが現状です。
以下、就活エージェント利用により得られるメリットとして代表的なものを3つそれぞれ解説していきます。
しっかりと就活エージェントを利用することで得られるメリットを認識しておくようにしましょう。
メリット 内定獲得までのスピードが早い
非常に大きいメリットが、内定獲得までのスピードが早いことです。
就活エージェントが間に入ることによって、「SPIなどの試験」や「エントリーシート選考」が省略されることも多く、いきなり面接から始まることもあります。
忙しい就活生にとってSPIを受験する手間や、エントリーシートを書く手間がなくなるのも嬉しいことですし、早く内定を獲得できると心の余裕にも繋がるためまず1社内定を獲得したい就活生は必ず就活エージェントを利用すべきです。
メリット 自分に合った企業を紹介してもらえる
求人サイトを色々見ても、結局のところどの企業が自分に合うのか判断することは難しいと思います。
そもそも求人情報は、求人を出している企業が書いていることが多いので求人内容を盛っていたり判断ミスを起こしやすい仕組みになっています。
そんな中で、就活生に対しての企業選びを仕事としている人から求人を紹介してもらえるのは大きなメリットです。
「ブラック企業に就職してしまった」と後悔をしないためにも一度就活エージェントに相談してみるとよいでしょう。
メリット大手だけではない優良企業を知ることができる
「優良企業を知ることが出来る」のも就活エージェントを使うメリットの1つです。
応募する企業を選ぶ際、求人サイトを利用してさまざまな求人を見ることになります。しかし求人数は膨大で全てを一人で見て、吟味することは不可能でしょう。「どの点に着目して求人を見れば良いかわからない」と悩んだ結果、結局大企業の求人ばかり見てしまう就活生が後を絶ちません。
就活エージェントを利用することで、キャリアコンサルタントが自分に合った企業を選ぶ際に見るべきポイントを、面談を通じて考え、アドバイスしてくれます。それに加えてエージェントしか知らないような求人を紹介してもらうことも可能です。つまりエージェントを利用することで大手以外の優良企業を知ることも可能になるのです。
様々な企業を見るという観点でも、就活エージェントを使うことはおすすめと言えます。
メリット 自分に合う企業の「選び方」の参考になる
「なぜその求人を紹介してくれたんですか?」と就活エージェントに聞くことで、自分に合う企業の選び方の参考にもなります。
質の高い担当者であれば、しっかりと理由をもった上で求人を紹介してくれます。
その理由を自分で企業を探す時に活かすことで、企業選びの精度を高めることができますよ。
メリット 他己分析することができる
他己分析ができることもメリットの1つです。
就活エージェントから初対面の自分に対する印象を聞くことができます。
私が就活エージェントを利用した時にも、「謙太さんは笑顔が素敵で第一印象がとても好印象なので良いですね!誠実さを感じるので、そこを前面に出していくといいと思います。」とアドバイスをもらいました。
こうした第三者視点は自分では難しいことだと思います。自分では気づけなかった強みも見つかることがあるので就活エージェントと面談をすることも非常に大切です。
メリット 選考支援が非常に手厚い
就活エージェントと言えば、やはり選考支援の手厚さが一番の売りです。
エントリーシートの添削から、紹介してくれた企業ごとの面接のポイント共有まで、とにかく選考支援の幅が広くて助かります。
特に「就活で何を対策すれば良いのか分からない」「自分で情報を入手して対策するのが苦手だ」という人にはおすすめです。
面談の練習や履歴書の添削をしてくれる
面接後のフィードバックがあることも就活エージェントを使うメリットの1つです。
企業の選考内容に欠かせないのが「面接」ですが、しっかりと対策しないでチャンスを逃してしまうのはもったいないです。
「練習をしたいけれど、知人とするのが恥ずかしい」「プロに見てもらいたい」など、面接練習に悩みを持っている学生も多いと思います。
就活エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが面接の練習をおこなってくれます。何度も面接練習をすることで実際に雰囲気に慣れることができ、本番でも実力を発揮しやすくなります。
また、紹介された求人を受けた場合、面接後にその企業の人事から、就活エージェントに評価内容が共有されることでフィードバックをもらうことが可能になります。
「◯◯さんは、弊社の企業理念への共感や適性は高いと判断したのですが、志望度の低さを感じてしまいそこが懸念事項です。」といった評価が、就活エージェントに共有されるわけです。
面接のフィードバックを就活エージェント経由で教えてもらえるので、次に受ける企業への面接対策の参考にすることができます。
そして、アドバイザーは単に面接の練習相手になってくれるだけではなく、「この学生は企業から見てどうか」などプロの目線で客観的に評価してもらえるので、高い面接スキルを身に付けることができます。
面接練習だけではなく、履歴書の添削もしてもらうことができます。
「自己PRが不十分である」「志望動機が響かない」などといった細かい内容の問題点を指摘し、どう回答すれば企業への評価が上がるかなどを丁寧に指導してもらえるので活用しない手はありません。
メリット完全無料で相談できる
完全無料で相談できることも就活エージェントを使うメリットの1つです。
このような就活サービスの話を聞くと「費用はどれぐらいかかるんだろう」と不安に感じる就活生の方もいると思います。しかし就活エージェントに関しては、初めから終わりまで自分がコストを払う必要はありません。
就活エージェントは求人を掲載している企業に適切な人材を紹介することで、企業から報酬を受け取っています。そのため就活生に関しては、どのサービスを利用するにおいても、無料で利用することができるのです。
費用が発生するならともかく無料であるならば、利用することへのハードルは非常に低くなります。手軽に利用できる点も就活エージェントの良い点だと言えるでしょう。
メリット多くのイベントに参加できる
就活エージェントの多くは、就活生が有利に進めることができるように様々なイベントを実施しています。
イベントには多くの優良企業や一流企業が参加しており、学生にとって魅力的な企業が多いのが特徴です。企業の採用担当から実際に話を聞いたり、座談会を開催するため、企業のことを多く知る機会にもなります。
本番の面接とは違って座談会ではリラックスしながら会話をすることができるので、自分をアピールする格好のチャンスにもなります。
採用担当者や社長に自分を上手くアピールできれば、特別選考のオファーを受けられる可能性もあります。特別選考オファーをもらうことができると、書類選考や一次選考なしで本番面接に進むことができるので、イベントへの参加は、内定を勝ちとるための重要な通過点と言ってもいいでしょう。
就活エージェントを利用するデメリット
就職エージェントは無料で使えて良さそうだけど、やっぱり何かあるのではないかと不安に思う部分もあると思います。
良い部分しか知らなければ、実際に使ってみてから「なんか違う」と思ってしまうことがあるかも知れません。不安要素を取り除くためにも、就活エージェントを使うデメリットについても触れていきます。
デメリット 初回面談を受けるのが面倒
就活エージェントの1番のデメリットは初回面談にかかる労力です。
最近はオンライン面談に対応しているところが増えたので良いですが、私が就活生の時はわざわざ就活エージェントのオフィスに出向いて面談をしたこともあります。
初回面談はやってしまえば、アドバイスをもらえたりと「面談して良かったな」と思えるのですが、重い腰を上げるのには一苦労ですよね。
面談への労力がかかる点はデメリットの1つと言えるでしょう。
デメリット 担当者の質に大きく左右されてしまう
これが1番問題なのですが、就活エージェントのサポートは担当者の質に大きく左右されてしまいます。
利用者の評判の中には「連絡がこなくなった」「全然希望の求人を紹介してもらえない」などの悪評があり、これらは完全に質の低い担当者ですよね。
こうした質の低い担当者がついた場合は、速攻で切るべきです。
重い腰を上げて初回面談をしたにも関わらず、大した支援もしてもらえないと面談に割いた労力が無駄になってしまいます。
これもデメリットの1つと言えるでしょう。
面談の調整をする電話が日中かかってくる
就活エージェントに登録していると、就活エージェントのアドバイザーが仲介に入るので、基本的にアドバイザーとやり取りする機会が多くなります。
ちょっとした日程調整や聞きたいことなど、直接聞けば済むようなことも全てアドバイザーを通して連絡することになるので、面倒くさいと感じる人もいるようです。
中には、授業中にも関わらず電話を頻繁にかけてくるようなアドバイザーもいます。電話を無視するわけにもいかないので、その後折り返してみると、メールを送った確認の電話だけだったりすることもあるので、その度に折り返し連絡するのは手間だと言えます。どうしても電話に出られない時間帯がある場合は、就活エージェント登録時に伝えておいた方が良いでしょう。
就活エージェントの利用方法
では、いざ就活エージェントを使おうと思った際、就活エージェントはどのように利用すれば良いのでしょうか。
以下、実際の利用方法を説明していきます。利用を検討しているのであれば、是非参考にしてみてください。
ステップ1:希望する就活エージェントにインターネットから登録
登録はネットで出来ることが多いです。登録したい就活エージェントのHPを開くと「新規登録をしたい方」向けのボタンがあります。そのボタンをクリックすると、個人情報の入力ページが開かれるので必要な情報を入力すると登録は完了します。
登録完了後は、登録した電話番号orメールアドレス宛に企業から連絡がきます。その連絡に対応することで、面談日程の調整、サービス利用へ進む流れになります。
ステップ2:電話または対面してエージェントと面談
就活エージェントに登録を行うと「面談の時間を設けて頂けますか」と面談のお知らせがきます。この際、オフィスが遠い、時間がどうしても合わないなど、直接会って行う面談が困難な場合は電話面談で対応してくれるケースもあります。面談内容は電話面談であっても通常の面談と変わりません。
電話越しということはありますが、しっかりと相談を行うことも可能です。電話面談の場合も「〇月〇日〇時から1時間程度」など事前に日時を決め、その時間帯で面談を行うことになります。「面談はしてもらいたいけれど、どうしても直接会って面談を行うことが難しい」と悩む就活生にとっては非常に便利なサービスです。
ステップ3:エージェントと一緒に企業を決定
エージェントとの面談を踏まえた上で、エージェント側が自分に合った企業を紹介してくれます。
就活エージェントでは、一般的な就職情報サイトには公開されていないような非公開求人なども紹介してもらえる場合もあります。エージェントによって保有求人は異なりますが、エージェント経由でないと参加できない大手企業の特別コースや、優良企業の採用枠など、自分が今まで知らなかった企業も知ることができるので、選択の幅も広がります。
ステップ4:エージェントと一緒に選考対策
通常は履歴書やESなどを自分で書いて終わりですが、就活エージェントを利用する場合は、アドバイザーが添削・アドバイスをしてくれます。その後、書類選考を通過した場合は、アドバイザーが面接の日程調整を行ってくれることに加えて面接対策を実施してくれます。
「面接のマナー」「答え方」など、採用情報を熟知したアドバイザーが面接のコツなどを丁寧に教えてくれます。そして客観的に面接内容を評価し、適切なフィードバックを繰り返し行ってくれるので、効率良くスキルアップすることができます。しっかり情報を得て面接のスキルを上げていくことで、本番で実力を発揮しやすくなり、通過率は大幅にアップしていきます。
ステップ5:内定が決まったら就活エージェントの退会手続き
希望の企業からめでたく内定をもらうことが出来たら、それまでのお礼をエージェントに伝え、速やかに退会手続きを行いましょう。エージェントに紹介してもらった企業への入社を決めたにせよ、そうではない企業への入社を決めたにせよ、親身になって相談にのってくれ、アドバイスを行ってくれたエージェントの方へ感謝の気持ちを示すことは社会人として求められるマナーです。
しっかりと漏れなく行うようにしましょう。
また退会手続きを行わなければ情報提供が続いてしまう可能性があります。エージェントに内定が決まった旨を伝えることで情報提供を止める手続きを行ってくれることもありますが、通常退会手続きまでは行ってくれません。内定獲得後は、すみやかに退会手続きを行うことも忘れないようにしましょう。
なぜ就活エージェントは無料で利用することができるのか?
続いて、就活エージェントに関する質問として多いのが「なぜ無料で利用できるのか?」という質問です。
たしかに就活エージェントは「完全無料」で利用することができます。
就活生が無料で活用できる理由は、求人を出している企業が就活エージェントに「紹介料」を支払っているからです。
上記の図の通り、就活エージェントを提供する企業に対して「紹介料」が支払われるため就活生は無料で利用できるのです。
就活生は知らないことが多いと思いますが、企業は新卒を採用するために、1人あたり平均で100万円ほどの採用コストを使っています。
合同説明会への参加も有料ですし、マイナビやリクナビへの掲載にもコストをかけています。
企業は採用手段の1つとして、就活エージェントを利用しているんですね。
この就活エージェントなら、自社に合うと判断された人材を紹介してもらえるので、企業としては手間なく適性の高い人材と出会えるのです。
就活エージェントは3者が全員得をする
まさに「求人を出す企業」「人材会社」「就活生」の3者全員が得をする仕組みです。
私は就活生に対して、お金がかかる就活塾などはおすすめしません。
お金がかかるのに、支援がしょぼかったら就活生が損してしまいます。
また、就活塾はしっかりとした支援を受けることができれば「就活塾」「就活生」の両方が得をしますが、悪徳な就活塾は自社の利益のみしか考えておらず就活生から金を巻き上げようとしているケースも少なくありません。
ぜひこのような仕組みも知った上で、利用するサービスを選ぶ癖を付けるようにしてください。
就活エージェントと合わせて利用すべき口コミサイト
この章では、就活エージェントを利用する上でのポイントを1つ紹介します。
それは並行して「口コミサイト」を利用することです。
就活エージェントを利用する注意点として、「紹介された求人が本当に自分に合っているのか確認する必要がある」ということがあります。
担当者に頼り切りになるのはNGですからね!
よって紹介された企業を口コミサイトで調べて、本当に合っているのか、そしてそこに書かれていた懸念点について担当者に共有することが、僕が徹底して欲しいと考えるポイントになります。
- 担当の就活エージェントから求人を紹介してもらう
- その企業の口コミを口コミサイトで調べる
- その企業が自分に合っているか情報を入手する
- 懸念点があれば担当者に共有する
上記の流れが重要です。
「紹介してもらったからこれにしよー!」と安易にエントリーしないでください。
紹介されたからと言って、それが正しいと思わずに自分でも調べて、納得した上でエントリーしましょう。
おすすめの口コミサイトですが、大手3サイトを利用すれば基本的には問題ありません。
就活エージェントの評判は?ネット上の口コミまとめ
この記事の最後に「実際に利用した人はどんなこと言っているの?」という疑問にお答えしたいと思います。
ツイッターから就活エージェントに関する良い評判と悪い評判をまとめてみました。
就活エージェントの良い評判
まずは就活エージェントに関する「良い評判」を見ていきましょう。
志望動機を一緒に考えてくれた!
就活エージェントの支援は非常に手厚く、このように志望動機を一緒に考えてくれるなど非常に頼りになります。
ですが、途中でも解説した通りで支援の質は担当者によって異なる。
新卒1年目の担当者とかが付くと、全然頼りにならなかったりもするので、要注意ですね!
マイナーなお宝求人を紹介してもらえた!
マイナーだけど業界最大手で利益率が高く、働きやすいようなお宝求人を持っているのも就活エージェントを利用する大きなメリットです。
自分だけでこうした企業を探し、エントリーするのは難しいですが、紹介してもらえるので非常に嬉しいですよね。
サボり癖の自分には助かった!
たしかにサボり癖のある人にとっては、お尻を叩いてくれるサービスになります。
特に少ししかエントリーしていないような人は、就活エージェントを利用して自分にあった求人のエントリー数を増やしていくことをおすすめします!
就活エージェントの悪い評判
次は就活エージェントに関する「悪い評判」についてです。
良い部分だけを見るのではなく、悪い部分にも目を向けてから利用するか判断することが重要です。
電話が怖い!
就活エージェントによっては電話がしつこいサービスもあるようです。
僕は電話が大嫌いなので、この気持ちはすごい分かります。
支援の電話なら良いのですが、合同説明会の勧誘などの電話が来ることもあるので、嫌な人は「かけないでください」とキッパリ断りましょう。
希望してない求人送らないで!
これめちゃくちゃ分かります!w
「自分に合った求人」以外を紹介してくる就活エージェントは基本的にダメ。
しかしこういう担当者も多いのが実情です。
ぜひこういった担当者にあたったら、別のサービスを利用しましょうね!
就活エージェントを信用し切るのはダメ!
この方がおっしゃるとおりで、途中でも紹介したように「紹介料」が支払われるビジネスです。
よって担当者によっては、会社の利益を上げるためにその人に合わないような会社を紹介してくる人もいるので、そのあたりは要注意になります。
担当者が信頼できる人なのか、常に「なぜそれが自分に合うのですか?」と質問して、こちらから担当者のレベルを測っていきましょう!!
就活エージェントに関するその他の質問まとめ
この記事の最後に、就活エージェントに関する質問をまとめておきます。
これから就活エージェントを利用しようと考えている方はぜひ参考に!
就活エージェントはいつから利用すべきですか?
就活エージェントはいつ頃から利用すれば良いでしょうか?
就活エージェントを利用するのはなるべく早い方が良いです。
自分に合った求人を紹介してもらえた場合、早期内定を取りやすいからです。
更に、選考支援も早いうちからしてもらうことで、他の企業の選考にも活かすことができます。
また秋採用や冬採用など、就活後半に利用するのもおすすめです。
就活後半でも新卒をまだ募集している企業を知ることができますし、最後まで就活をやり切るための後押しをしてくれますからね!
就活エージェントを利用するデメリットは何ですか?
就活エージェントをデメリットはないのでしょうか?
就活エージェントの質はどこまでも「担当者の質」に依存してしまいます。
よってどのサービスを使おうが、質の低い担当者が付いてしまうとデメリットが生じてしまうんですよね。
僕が考えるに、質の低い担当者が付くと以下の4つのデメリットが生じます。
上記に当てはまるような担当者が付いたらすぐに切るべきです。
そのために、こうして複数の就活エージェントをまとめてんだから。
あくまで「人」が支援してくれるサービスなので、こうしたデメリットが生じる可能性があることも十分に理解しておいてください。
これらのデメリットを回避する方法まで踏み込んで書いた記事があるので、そちらも合わせて読むと効果的ですよ。
就活エージェントとの面談にはどんな服装で行けば良いですか?
就活エージェントとの面談にはどんな服装で行けばよいのでしょうか?
私服で行けるなら私服で行きたいのですが。
就活エージェントとの面談は私服でもスーツでも何でも構いません。
実際に僕は私服で面談していましたし、周りも私服で面談する人が多かったです。
ですが1つだけ注意点があり、サンダルやダル着などのラフ過ぎる私服はNGです。
担当者に対して失礼に当たりますし、そういったマナーがない人材に良い求人や難易度の高い求人を紹介しようという気が失せてしまう。
よってラフ過ぎる私服だけは避けて服を選んでくださいね!!
就活エージェントは複数利用すべきでしょうか?
就活エージェントは複数利用すべきでしょうか?
就活エージェントは必ず複数利用すべきです。最低2社は利用しましょう。
その理由は以下の4つです。
特に、担当者の質を比較できるのは複数利用の最大のメリットです。
就活エージェントのサービスはいかに質の高い担当者に当たるのかがポイントになるので、複数利用することでその確率も上がるし、比較することも可能になります。
また複数の就活エージェントを利用することで、紹介してもらえる求人の業界の幅や職種の幅も広がるんですよね。
(A社は営業職の求人を多く持っていて、B社は事務職の求人を多く持っているなど)
複数の就活エージェントを利用することで、面談回数が増えたり、やり取りが面倒になるというデメリットもあります。
しかしそれ以上に、これらのメリットの方が大きいので極力複数の就活エージェントを利用するようにしてくださいね!
おわりに
今回の記事で紹介した複数のエージェントを利用し、自分にあった担当者と出会い、自分にあった企業からの内定を獲得しましょう!
この記事があなたの就活の役に少しでも立てたのなら本当に嬉しいです。