就活対策は「なに」を「いつ」始めればいいの?内定を勝ち取るためにすべきこと

就活

就活対策といっても「なにをすれば良いかわからない」「いつから始めるべきか知りたい」など、わからないことがたくさんある方が多いと思います。

就活ではやることがさまざまあり、時期によってやるべきことは異なります。それらを正しく理解して実践することで、就活準備を最大限活かすことができます。

就活をスムーズに進めるためには、就活が本格的に始まる前からしっかりと準備をすることが大切であり、事前準備次第で就活の結果は違ってきます。

そこで今回は、就活対策で「なに」を「いつ」すべきなのか、を中心に解説していきます。これから就活を始める方は参考にしてください。

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・業界別の実際に通過したエントリーシートの回答やガクチカ
・志望動機をまとめた資料
・SPIや自己分析、書類作成面接
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就活で必須の情報になるので、登録しておくと就活を有利に進めることができます。

【就活情報サイト-キャリch】


就活全体のスケジュールを把握しておこう

本格的な就活をはじめる前に全体の流れを理解しておくと、「何のための準備」かイメージしながら進められて効率的です。

つい数年前までは3年生になってから就活に向けて動き出す人が多い傾向がありましたが、2020年2月頃より日本でも猛威を振るい始めた新型コロナウイルスの流行や、新卒採用ルールの変更に伴う競争により、1・2年からスタートする「早期化」も見られます。

3年生の6月からインターンシップが本格化

インターンシップへの応募は3年生の6月頃からはじまることが一般的です。

3年生の6月までに興味のある業界や企業などをある程度考えておくことで、応募開始時に興味関心のある企業へスムーズに応募できます。

また、インターンシップに参加しておくと本選考で1時面接を免除されるなどの大きなメリットもあるので、気になる企業がある方は必ずインターンシップへ参加しましょう。

理系の方のみ利用することができるサービスにはなりますが、理系学生の傾向にあった企業のインターンシップを見つけることができるので、理系の学生は必ず登録しておきましょう。
インターンシップ情報サイト【理系ナビ】



3年生の3月からは「内定」を意識

いわゆる「内定」を目的とした就職活動は3年の3月から始まります。

3年生の3月に卒業予定のスケジュールは以下のとおりです。

  1. 大学3年生の3月1日に説明会解禁
  2. 大学4年生の6月1日に採用面接など選考解禁
  3. 大学4年生の10月1日に正式な内定解禁
  4. 3月の情報解禁から一気に就活の動きが活発になります。

選考の時期は大手と中小ベンチャーで異なる

中小ベンチャーをはじめとする、「通年採用」を行っている企業は、大手企業よりも早いタイミングで説明会や選考が行われているケースが多いです。

大手のスケジュールだけに合わせて就活を進めていると、すでに募集が終わっている可能性もあるので、中小ベンチャーにも興味がある方はスケジュール管理に気をつけましょう。

内々定は4年生の6月1日以降、内定は10月1日以降

一般的には4年生の6月以降に内々定、10月以降に内定が出ます。

内々定の時点では、口頭やメールにて「10月に内定を出す」と伝えられる場合が多く、書面での契約を交わすことは少ないです。

一般的に、内定は企業から正式な「内定通知」をもって知らされます。内定通知には入社承諾書や労働条件に関する書面が同封されていることがほとんどです。契約内容を確認したうえで、条件に問題がなければ入社承諾書を提出しましょう。

就活対策は大学3年生から!

大学3年生がやるべきことを解説します。

3年生の場合、タイミングを間違えると機会を逃してしまったり、十分な準備ができなかったりします。「なに」を「いつ」すべきなのかよく考えて就活対策をしていきましょう。

1~2年生の人も、今後やるべきことが分かっていれば計画的に行動できます。ぜひ今後の参考にしてください。

「大学3年 6月まで」にやるべきこと

大学3年の6月までにやるべきことを紹介します。

就活時期や内定までの流れを確認する

就活を始める大前提として、まずは就活スケジュールを把握しておきましょう。就活の時期や内定までの流れをつかみ、そこから逆算してやるべきことを見つけていくことが大切です。

既にこの記事で説明しましたが、以下が就活全体のスケジュールをまとめたものになります。

時期 内容
大学3年6〜7月 夏期インターンシップ情報が公開される
大学3年7〜9月 夏期インターンシップ
大学3年10〜11月 外資系企業の内定出し
冬期インターンシップ情報の公開
大学3年12〜2月 ベンチャー企業の内定出し
冬期インターンシップ
企業によって採用選考や内定
会社見学や業界研究セミナー
大学3年3月 経団連加盟企業の広報活動が解禁
自由応募の場合の大企業は説明会を開始
大学4年4月 企業へのエントリーシート提出
大学4年6月 面接など採用選考が本格的に始まる
内々定が出される
大学4年10月 内定式
大学4年3〜4月 卒業・入社

経団連加盟企業では、3月1日になると企業の採用活動の情報が公開され、説明会への参加やエントリーが始まっていきます。つまり、3月までには興味のある業界や企業などを絞っておく必要があるということです。

また、6月1日になると面接が始まりますが、それより前に書類選考や面談を通じて合否が出ることも多いです。そのため、6月までに選考対策をおこなっておけばいいわけではありません。情報解禁後は説明会などで一気に忙しくなりますから、余裕を持って選考対策をおこなう必要がありますね。

応募する企業によって、スケジュールの間隔が異なるので、早めに就活の準備をスタートして、万全の状態で選考に臨めるようにしましょう。

就活エージェントに登録する

新卒にとって、就職活動は体験したことのない初めてのことです。そのため、企業のことや実際に働いてからのイメージを簡単には持つことができないでしょう。

そんな時、頼りになるのが就職エージェントの存在です。新卒エージェントとは、大学生が就職活動をするにあたり、悩み相談から企業への内定までをサポートしてくれる存在です。

就活サイトやアプリによって扱っている業界や業種、企業の規模に差があるため、なるべく複数の就職エージェントに登録して、併用するのがおすすめです。就職エージェントの多くは無料で使うことができますので、ぜひ活用してください。

当サイトでも、就活生におすすめの就活エージェントをまとめています。
こちらも参考にしてください。

自己分析をする

就活の基本であり、最も重要なものが自己分析です。自分の将来を考え、この先どの道へ進んでいくのかを決めていくにあたって、自己分析は欠かせません。

自己分析とは自身のスキルや性質、強みや弱み、価値観などを分析して言語化することです。
自分が何をしたいのか、どんな仕事があっているのかを考えておきましょう。自己分析によって、自分を客観視できるのでどのような業界や企業であれば自身のスキルや能力を活かせるのかも見えてきます。
自己分析がきちんとできていないと就活の方向性を決めることができませんし、選考でも自分の魅力を上手に伝えていくことができません。

自己分析は1回やれば終わりというわけではなく、繰り返すことで新しい発見が生まれてくるものです。3年生の早い時期におこなって、さらに就活準備を進めたあとでおこなえばまた違った価値観と出会えるかもしれません。定期的に自己分析する時間を設けてください。

自分1人で取り組むのは難しいので、就活エージェントなどをうまく活用して自己分析を進めていけるとベストでしょう。

自己分析の際にはLognaviを一緒に使うことをおすすめします。

学生限定就活SNS!【Lognavi】


Lognaviは適性テストをもとにAIが自分に合った企業を見つけてくれる就活アプリです。
企業で活躍しているエース社員と学生様に同じ適性テストを受験していただき、テスト結果をもとにAIが自分に合った企業をマッチングするシステムを採用しています。

入社後のミスマッチをなくすためにも『業界』だけではなく『思考性』をもとに就活をサポートしてもらえる点でもかなりおすすめのサービスです。

必要経費の確保

就職活動を始める前には、必要経費を確保しておきましょう。

リクルートスーツやカバン、靴などは新調するとなると意外と費用が掛かります。また、就活が始まると交通費もバカになりません。

夏からインターンシップなどのイベントが多く始まってくるため、それまでに用意しておく必要があります。

【用意すべきものリスト】

  • リクルートスーツ
  • 小物類(カバン、靴、腕時計)
  • 就活用のノート
  • 履歴書
  • 証明写真

「大学3年 6月~7月」にやるべきこと

大学3年の6月~7月にやるべきことを紹介します。

業界研究

自己分析と同様に、長い時間をかけてじっくりおこないたいのが業界研究です。業界は、「建設業」「漁業」など大きく18種類に大別されています。業種、企業としっかり区別しておきましょう。

まず自分が入りたい企業を探す時には、その中から数社あるいは数十社を選ばなければなりません。その時、ある程度志望する業界が決まっていると、このプロセスが非常に楽になります。そのため、自分がまず受けたい企業を絞り込むために業界研究をしましょう。

この時大切なことは、先入観を捨てて多くの業界を調べることです。あなたの思っているイメージとは異なる業界があることも多いでしょう。またさまざまな業界を見ていくうちに、自分にとって魅力的なものとそうでないものが分かってくるかと思います。興味のある業界はさらに詳しく調べていきましょう。

企業研究

業界研究だけではなく、企業について深く調べることも重要です。

業界研究で自分のやりたい事や将来像が決まったら、それに合った企業を探します。業界とは比べものにならないほど、たくさんの企業があります。各企業の事業内容はもちろんのこと、働いている人の数、年齢、将来性、年収など、研究することは盛り沢山です。

ここで重要なのは単に企業の情報を集めるのではなく、情報を集めることで企業への理解を深め、その企業が自分のやりたいことや適正にマッチしているか見極めることです。

就活おいては、「なぜこの企業を志望するのか」と問われる場面がよくあります。企業研究は、就活の解禁までに徹底しておこなっておきましょう。

インターンシップの準備

サマーインターンシップの選考準備や選考会に参加する際は、インターンシップに参加する目的を明確にしておきましょう。

「何かを学びたい」「選考優遇の権利を獲得するため」など、目的を決めておくことでインターンシップをより有意義な時間にすることができます。漠然とインターンシップに参加するだけでは、ゴールが分からなくなり、ただ働いて終ってしまうという事態になるリスクが高まります。

目的意識を持っていれば、インターンシップ中に何をすべきか自ずと見えてくるでしょう。

インターンの開催自体は8~9月が多いですが、募集や選考は6月ごろからスタートすることが一般的です。募集の締め切りを過ぎることがないよう、5月後半くらいからは就活情報サイトなどでインターン情報をチェックしておくと良いでしょう。

「大学3年8月~9月」にやるべきこと

大学3年の8月~9月までにやるべきことを紹介します。

サマーインターンシップに参加

サマーインターンシップのプログラムを通して、自身の強みや弱みを理解できるようにしましょう。

サマーインターンシップは成長に特化したコンテンツが多い傾向にあります。インターンシップを通して自分の強みをどう業務に活かすか、弱みをどうカバーするかなど、再度確認し、就活に役立てるようにしましょう

「大学3年 10月~11月」にやるべきこと

大学3年の10月~11月にやるべきことを紹介します。

活動の振り返りと企業分析

この時期は、自分の活動をゆっくり振り返ることができる貴重な時期です。サマーインターンシップに参加して得た学びや気付きなどを振り返りましょう。今まで志望していた業界が本当に自身に適しているかなどを見つめ直すのも大切です。

12月からはウィンターインターンシップが始まります。再び企業分析を行って、どの企業であれば自身の特徴や強みが活かせるか、就活を振り返ってみて再度、入社後のイメージを明確にしましょう。

「大学3年 12月~2月」にやるべきこと

大学3年の12月~2月にやるべきことを紹介します。

ウィンターインターンシップに参加

ウィンターインターンシップはサマーインターンシップ以上に実施企業が増えます。予定をしっかり管理して、有意義なインターンシップにしましょう。

本選考に繋がりやすいウィンターインターンシップですが、内定獲得だけを目的にするのはおすすめできません。

選考の一部だと思い、自分本位にアピールしようとしてしまうと、かえって協調性のない人だと思われてしまう可能性があります。サマーインターンシップ同様に、自分で何か内定獲得以外のテーマを設定して臨みましょう。

筆記試験の対策

この時期からSPIの勉強をすることをおすすめします。SPIの勉強にはおおよそ3ヶ月ほどかかるので、この時期に勉強を始めれば、3月以降の選考に間に合います。

SPIは企業でよく利用される試験で、その中でも国語に近い「言語」、算数・数学に近い「非言語」がよく出題されます。まずはこの2つの対策から始めることがおすすめです。

特に計算力や論理的な思考力が問われる「非言語」は、ある程度問題がパターン化されているので、能力試験特有の解き方や考え方を早めに理解しておくことで、高得点を狙うことができます。

SPIのおすすめの対策法

  1. 参考書を1冊購入
  2. まずはそれを1周する
  3. 2周目、3周目は間違えた問題を解く

面接の対策

筆記対策と同時並行で面接の対策をしましょう。

経団連に加盟している企業では6月から選考が解禁され、面接が始まります。しかし経団連に加盟していない企業は6月以前から選考をスタートさせますし、早い企業では3月解禁と同時に書類選考をおこない、翌週には面接をする場合もあります。面接は6月からだと思って油断していると、いざ面接の案内が届いたときに困りますし、準備不足のまま面接に臨んでしまうと失敗することが多いです。

面接対策は付け焼刃では上手くいかないので、早めから始めておくことが大切です。面接の攻略は一筋縄でいくものではありませんし、きちんと対策をするのはもちろん、何度も繰り返し練習しておかなければなりません。一度練習すればそれでOKではありませんので、早めから準備をして何度も練習しておきましょう。

OB/OG訪問

面接に不安がある人はOB・OG訪問をして企業理解を深めておく、社会人慣れしておくなどして準備しましょう。

OB・OG訪問は、基本的に学生から質問することで話が進みます。せっかく時間をとってもらっても、質問が出てこないようであればお互いに時間がもったいないです。少し多すぎるくらいの質問を用意していきましょう。また、メモの持参は必須です。

中小企業の選考を受ける

中小企業の中には、4月くらいから面接試験を始めることもあります。ここで面接に慣れておくことで、その後の本命企業を受ける際に緊張感が減少されたり、面接の対策になったりもなります。

ベンチャー企業や外資系企業では、3年生の10月頃から説明会やエントリーが始まる企業が多いです。

面接では緊張もあって上手にアピールすることは難しいものです。そのため、志望する企業の選考までにいかに場慣れしておくかが重要となります。

ES対策

筆記試験や面接対策と同じ時期から、エントリーシートの書き方の練習や履歴書の準備をはじめましょう。

多くの企業ではESの提出が求められます。提出時期は3月~4月が多く、3月前半に締め切るような企業もあるため余裕を持って完成させておく必要がありますよ。また、ESを足切りとして使う企業も少なくないため、万全な対策が必要です。

ES対策として必ずやっておきたいのが、誰か他の人に目を通してもらうということです。自分で考えて書いた文章では、他の人からすると意味が伝わりにくいこともあります。家族や先輩、友人など、周りの人に読んでもらい客観的なアドバイスをもらいましょう。

エントリーシートや履歴書に書く自己PRは、就活準備の最初に行った自己分析も参考にしながら書き進めていくのがおすすめです。書き上げたあとも繰り返しブラッシュアップして、魅力的な自己PRを作成しましょう。

メールテンプレートの作成

就活中は企業とメールでやり取りをする機会も多く、企業とのメールに時間がかかってしまう人も多いです。

メール内容はさまざまですが、お礼メールなど送る機会が多いものは事前にテンプレートを作成しておくと就活をスムーズに進めることができます。テンプレートを作成しておき、必要に応じて文字を打ち込むだけで完成するようにしておけば、メール作成の時間を大幅に短縮でき、効率的に就活が進められます。

またテンプレートを作成するだけではなく、就活用のメールアドレスを作ったり、署名を作成しておくことも大切です。就活ではメールアドレスも評価に影響しますので、就活にふさわしいシンプルなものを作成する必要があります。メールでのやり取りでは署名は必須ですので、これもテンプレートを作成しておきましょう。

大学3年生の3月から内定獲得に向けた就活が本格化!

次に、3月の情報解禁後から内定までにやるべきことを解説します。

3月になると一気に就活が忙しくなるため、いかに早く正しく行動するかが重要です。周りの流れに乗り遅れることがないよう、情報解禁後の行動は事前にイメージしておきましょう。

「大学3年 3月」にやるべきこと

大学3年の3月にやるべきことを紹介します。

エントリー/説明会参加

大学3年生の3月は経団連加盟企業の説明会などが解禁されます。そのため、エントリーシートなどの応募書類の準備、説明会への参加をしましょう。

本選考の書類選考は提出した文面だけで評価をされることになります。後悔しないためにも、いろいろな人に添削をしてもらいましょう。

ここで重要なのは、焦ってエントリーしないことです。

この時期に焦ってむやみにエントリーすると、エントリーシートの作成に追われ疲弊しています。精神的に落ち着いていない状況で意思決定すると、後悔につながることが多いので、自分を追い込みすぎないようコントロールすることも重要です。

また、この時期に焦らなくていいように、事前に準備をしておきましょう。

「大学4年 4月~5月」にやるべきこと

大学4年の4月~5月にやるべきことを紹介します。

本選考に向けて

大学4年生の4、5月からは、経団連加盟企業は面談という名目で、面接が始まります。6月からは選考が本格化しますので、この時期は今まで行ってきた対策を再び見直すことが大切です

企業から設定される面談は実質的に選考にあたることが多いので、十分準備しましょう。非加盟企業は、面接を積極的に行い、内定出しも行います。

面談/面接ではそれぞれ事前に質問したいことをある程度まとめておきましょう。また今までに行ってきた自己分析や企業研究の成果を、相手にわかりやすく伝えられるよう準備しましょう。

「大学4年 6月」にやるべきこと

大学4年の6月にやるべきことを紹介します。

内々定

この時期は、先に内々定をもらったという人が出てきて焦ることもあると思います。企業ごとにスケジュールが違うので、内々定が出るタイミングは人によって違って当たり前です。自分なりのペースで取り組みましょう。

もし、内々定をもらっても納得できていなければ、納得のいくまで就活をしてみるのも1つの手です。この時期にエントリーを再度募集する企業もあるので、エントリーし損ねていた企業にもエントリーできるチャンスがあります。

早めの行動が就活への近道!大学1~2年生からやっておくべきこと

この時期から就活を意識した行動をとれている人はそう多くありません。だからこそ、実践することで就活が本格化したころ周りと差をつけることができますよ。

また、3年生になると次第に就活に向けてやるべきことが増えて忙しくなります。今のうちにできることから始めておきましょう。

選考で話せるような経験をする

企業は積極性のある人材を求める傾向にあるため、自分が関心を持っていたり憧れていたりする分野に飛び込んでみましょう。

やりたい仕事があれば、バイトやボランティアなどで携われないか調べてもいいですね。1回で求人が見つかることはあまりないので、マメにチェックするようにしましょう。学びたい学問があれば、単位互換制度などを利用して他大学の講義を受ける方法もあります。

就活で頻出する質問

  • 学生時代に力を入れたこと
  • チームで取り組んだ経験
  • リーダーとして周囲を引っ張った経験
  • 挫折した経験
  • これまで長く続けていること
  • 学業で力を入れたこと

サークルやバイト、部活、留学、習い事など基本的に内容はなんでも構いません。大切なのは「どう取り組んだか」です。企業はこの取り組み方を見ることで、自社でどのように活躍できるのかを判断しています。

学業に励む

企業にエントリーした際や選考中、内定承諾後など、企業に学校の成績を提出することがあります。

企業としては、せっかく内定を出したのに学校を卒業できず辞退されてしまうことは避けたいですよね。単位の取得状況が良くないと、企業は内定に踏み切れないかもしれません。

また、成績が良くないと「自社でも真面目に取り組まないのでは」と判断される可能性もあります。成績が原因で合格できないなんてことがないように、学業にも力を入れましょう。

また、土日休みの企業が多いため、説明会や選考などは平日におこなわれることが多くなります。学校の授業がびっしり詰まっていると両立が大変です。4年生で就活に専念できるように、早めに単位を取り終えておくことをおすすめします。

学業で得られる就活への効果

  • 真面目な学生をアピールできる
  • 就活と学業との両立がしやすくなる
  • 選考で話せるエピソードになる
  • 職種や企業によって専門知識が入社後役立つ

強みを磨く

選考ではあなたの強みをアピールすることになります。そこで、ぜひ強みを伸ばす行動を意識してみてください。

たとえば資格の取得があります。特にTOEICなど語学力の資格は選考で評価されることも多いため、今のうちに勉強して高得点を目指すことも良いでしょう。その他にも業界や職種によって役立つ資格があるので、ぜひ調べてみてくださいね。

他にも、たとえばコミュニケーション能力に自信あれば営業や接客のバイトをしてさらに磨きをかけてみたりと、就活まで時間のある時期だからこそできることはあるはずです。ぜひ自分の得意なことを伸ばす取り組みもおこなってみてください。

強みを磨く行動の例

  • 資格の取得
  • アルバイト
  • 留学
  • 読書
  • 習い事

人脈を広げる

人との出会いやつながりを大切にすることも就活に役立ちます。たとえば大学やバイト先で多くの先輩と交流があれば、就活の相談に乗ってもらったり選考のアドバイスを貰ったりすることができるでしょう。同級生でも、情報共有をしたりと就活を一緒に頑張る仲間が多い方が良いですよね。

また、普段なかなかかかわる機会の少ない社会人とも交流することをおすすめします。仕事の話を聞くことで業界や企業選びの参考になりますし、就活について社員目線でアドバイスを貰えるかもしれません。バイト先や親戚、学校の先輩など社会人とかかわることのできるチャンスを大事にしていきましょう。

人脈が広がるきっかけの例

  • 学校の授業
  • サークル
  • アルバイト
  • SNS
  • 家族や親戚、友人の紹介
  • 習い事
  • 社会人クラブチーム

就活にかかる費用を貯める

就活には意外と費用が掛かるので、その準備も必要です。

2021年卒者の就活にかかった費用の平均:97,535円
就活はスーツ代や交通費などで多額の費用がかかります。新型コロナウイルス感染症の影響にもよりますが、10万円程度はかかると思っておくと良いですね。地方学生の場合は交通費や宿泊費がかかるためさらに費用が高くなるでしょう。

こうした状況をふまえて、就活にかかる費用は今のうちに貯めておくことがおすすめです。また、4年生になれば卒業旅行などもありますが、就活中は忙しくてバイトができない人も多くいます。今のうちに計画的に貯金をしておきましょう。

まとめ

ここまでの説明で、就活対策は「なに」を「いつ」始めればいいのか、について理解していただけたかと思います。

就活はやることがたくさんあり、何から手を付けていいのかわからなくなってしまうことが多いです。やることは山積みですが、それぞれ優先順位がありますし、時期によってやるべきことが変わるため、タイミングを逃さず適切な対策を進めておくことが大切です。

何をすべきかをよく考えながら、上手に就活を進めていきましょう。

 

もし、内定を獲得できておらず焦りが募っているようであれば、就職エージェントneoを利用してみましょう。
就職エージェントneoは、最短1日で内定獲得可能!なので、とにかくまず1つ内定を獲得することにかなり長けているサービスです。
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