理系学生の就活の特徴や「何をするか」をまとめて紹介!!

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理系学生の就職活動の特徴や知識など、理系の就職活動における基本を紹介します。

理系学生で就職活動に不安を感じていたり、「就活って何から始めたらいいのだろう?」と思っていたりする方が多いと思います。また、就職活動は既にしているが、「今のままで問題がないのだろうか」と思っている方へ、今回は理系の就活について、就活開始前から就活完了までの必要な知識や秘訣などをまとめて紹介します!!

理系就活生のスケジュールはどんな感じ?

理系学生は授業や研究室の活動で忙しい中で就職活動をしなければいけません。そのため事前にスケジュールを把握しなければ、卒論(卒研)でさらに忙しくなる4年生になってからでは手遅れになることがあります。ですから、余裕をもって就活が出来るようにスケジュールの管理をしましょう。

大学3年6月から:インターン

6月からインターンを実施している企業が増えていきます。自分が興味のある企業のインターンに参加して自分のやりたいことと合っているか、働き方が合うかどうか、などを確かめましょう

大学3年2月から大学4年5月:企業説明会

冬から春にかけて各企業が採用情報などの公開をしたり、企業説明会などを開催します。特に説明会は実施期間が短く、有名企業となると予約がすぐに埋まることが多いので、それまでにある程度の方向性を決めて迅速な行動を心がけましょう。

大学4年6月から9月:選考

6月から筆記試験や適性検査や面接などの選考が始まります。また学校推薦の応募受付がこの時期に実施する大学が多いです。理系学生は卒業研究の準備で忙しい時期になるため、対策は早めに行いましょう。また最近は6月までに内定や内々定を出す企業が増えている傾向があります。そのため、大学3年の段階から選考対策が必要な場合があります。

大学4年10月:内定

選考が終わり、選考結果が発表される時期です。また選考が終わってすぐに結果を出す場合があるので、その場合は7月から8月に内定が決まる場合があります。内定をもらった企業の中から実際に就職する企業を選ぶ必要があります。

理系学生の就職先とは何がある?

ここからは理系の就職先のおすすめは何があるかについて紹介します。まだどこの業界に行くか迷っている方はここから紹介する「どの業界にどのような仕事があるのか」を知って参考にしてください。

業界別!!理系におすすめの就職先

ここからは、理系の皆さんが就職するのにおすすめの業界を4つ紹介していきたいと思います。これを参考にしていただけると幸いです。

候補1:IT業界

IT業界では文系からも就職をする方が多いですが、情報系について専攻している学生はこの分野の就職に有利になる可能性があります。また、開発系の仕事に就く場合はプログラミングの知識やスキルを習得するのがおすすめです。

IT業界の主な就職先
・インターネット関連会社
・ソフトウェア系会社
・通信系会社

候補2:金融業界

金融業界では理系学生を積極的に採用する傾向があります。理由としては2つあり、1つ目は金融の業界はお金を扱うので、数字に慣れている理系が有利になります。2つ目は普段の勉強や研究で論理的思考を鍛え、身に付けているからです。金融業界では一度で大きな金額を扱うので直感的ではなく、論理的に考え決断することが大切です。

金融業界の主な就職先
・銀行、証券会社
・保険会社

候補3:メーカー業界

メーカー業界、特に専門職は理系の就職率が高いです。学生時代に学んだ専門性の知識を活かすことができます。また、他の部署の営業職やマーケティング職についても、論理的思考力や計算力に長けている学生を求めるので、理系はその点において有利になります。

メーカー業界の主な就職先
・食品系会社
・農林、水産系会社
・建設、設備関連会社
・機械、電子機器関連系会社

候補4:サービス・インフラ業界

サービス・インフラ業界に就職する際には専門的な知識はあまり必要ではありません。しかし、個人や企業からの要望に応えるために論理的思考が必要になります。また、サービス・インフラ業界の職種は多岐にわたるので、自分のしたい事業内容を見つけることが大切です。

サービス・インフラ業界の主な就職先
・電気、ガス、石油系の会社
・コンサルティング会社

理系学生の就職で有利な点について

ここからは理系の学生が就職するにあたって有利である点について、3つ紹介したいと思います。

その1:研究開発職のように、理系のみを対象とした職種もある

研究職開発職などの、専門性を問われる職種では理系出身であることを前提としている場合があります。そもそも大学の選考が採用の条件とうなっているのでこのような職種に就く場合は理系が有利になります。ただし、経済学部のように文系でも数字を扱う学部はあるので、数学の専門的な知識を必須とする職業の場合は文系でも採用の対象になることがあります。

その2:複数の応募方法がある

理系の就職する方法は大きく2つあり、「推薦応募」と「自由応募」の2つです。

「推薦応募」は学校または教授から騎乗に推薦を出してもらい選考へと進んでいく就活方法です。応募人数には上限が設定されていることが多いので学内での選抜をする場合があります。

一方、自由応募は文系の学生と同じように自ら企業にアプローチし、エントリーシートの提出し、面接をするといった手順を踏みます。

その3:早期内定を得られやすい

理系の内定率は文系に比べて早い時期に高くなる傾向があります。企業側としては理系の学生は研究や実験で就活に避ける時間が限られている。そのため、できるだけ早く内定を出すという考慮もあります。なお、優秀な理系人材に対して早いうちに取り込もうという戦略もあるそうです。

 

理系学生が就職で不利な点について

今度は逆に理系学生が就職活動するにあたって不利な点について、2つを紹介しようと思います。

その1:時間がない

理系の学生は研究室に所属するので、就活に使える時間は少ないです。研究室に入る時期は大学によって異なりますが、おおかた、3年または4年に上がるタイミングで研究室に入ります。研究室に入ると、3,4年で授業数は少なくなるとはいっても、研究に割く時間が必要となり、結果的に就活に使える時間が少なくなります。

 

その2:就活情報が得られにくい

理系学生は時間がないのでもちろん就活イベントなどにも参加が出来ません。それは周りの理系学生の友人たちも同じなので、就活情報を得られる機会が文系学生に比べて格段に少なくなります。

まとめ

理系の就職には想像していた就活とは少し違ったものかもしれません。イメージとして教わったり、聞いたりする就職活動は大体は文系の就職ですから。文系の就職と主に違う部分は「時間がない」という所です。一部の部署で理系が有利にはなりますが、時間のなさはそれと同じぐらい不利と言えるでしょう。研究室に入る、特に卒業研究に取り組んでいるときは時間がありません。それゆえに理系の就職活動は時間との戦いになります。ですから、就職活動前から就活支サービスを活用したり、就活スケジュールを組んだりすることを推奨します。

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